2014年5月1日、ハンガリー初のUEFAカテゴリー4スタジアムとして、デブレツェニVSCのホームスタジアムとなるナジェルデイ・スタジアムがオープンします。建設費は114億5000万フォリント(約52億円)であり、ハンガリー政府の援助も受けているそうです 。
デブレツェニは2000年代以降のハンガリーでもっとも大きな成功を収めているクラブで、2004-05にリーグ初優勝すると、2005-06、2006-07、2008-09、2009-10、2011-12シーズンにも優勝し、2000年代だけで計6度優勝しています。2013-14シーズンのネムゼティ・バイノクシャーグⅠ(略称NBⅠ)でも首位を走っており、ジェールETO、ヴィデオトンFCと優勝争いを繰り広げています。
(建設中のスタジアム)
(完成予定図)
NBⅠの変化
NBⅠでは、優勝回数が多い順にフェレンツヴァーロシュ(優勝28回)、MTKブダペスト(23回)、ウーイペシュト(20回)、ホンヴェード(13回)と並びます。この4クラブはいずれも首都ブダペシュトのクラブで、20世紀中はほぼすべてのシーズンでブダペシュトのクラブが優勝していました。
しかし、21世紀に入るとブダペシュト以外のクラブが優勝するようになり、デブレツェニVSC(優勝6回)、ジェールETO(4回)、ヴィデオトンFC(1回)が現在の3強らしい。この3クラブはいずれもブダペシュト以外の地方都市に本拠地を置くクラブ。
隣国ルーマニアとの比較
首都に本拠地を置くクラブがやや衰退し、地方都市のクラブが勃興する構図は隣国ルーマニアと同じ。ルーマニアはステアウアやディナモなどが衰え、CFRクルジュ、ペトロルルやアストラが躍進しています。しかし、ルーマニアは経済力のあるオーナーに買収されたクラブが成りあがっているが、ハンガリーはそうではない様子。
Wikipedia英語版には「国際舞台で成功できるクラブを作るため、デブレツェニ、ジェール、ヴィデオトンのようなクラブはハンガリー政府から財政援助を受けており、人工的なリーグ構造の変更が行なわれている」と書かれています。
NBⅠはUEFAリーグランキング29位ながら、2009-10シーズンのUEFAチャンピオンズリーグではデブレツェニがグループリーグに、2010-11シーズンのUEFAヨーロッパリーグでは同じくデブレツェニがグループリーグに駒を進めています。政府からの財政援助とやらは一定の効果を挙げているようですが、もっと詳しく知りたいと思い、詳しく書かれた記事を探しているところです。
参考リンク
「The new stadium in Debrecen: two-thirds ready」
Daily News Hungary




















