プリメイラ・リーガでベンフィカが優勝しました! 昨シーズンまではポルトがリーグを支配していたはずなのに、今シーズンはベンフィカが4冠に挑戦しています。
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各国のリーグカップ イングランドのキャピタル・ワン・カップではマンチェスター・シティが優勝しましたが、フランスのクープ・デュ・ラ・リーグはパリ・サンジェルマンの優勝で幕を閉じました。
リーグカップというとオープンカップよりも格が低くて、思わぬ伏兵が優勝するイメージがありますが、今シーズンは両国とも強豪が優勝し、大会スポンサーにとっては良いシーズンだったでしょうか。
ポルトガルのリーグカップ ポルトガルにもリーグカップ(タッサ・ダ・リーガ)がありますが、大会形式はナビスコカップもびっくりの複雑さです。
1次リーグ→2レグ制ラウンド→2次リーグ→準決勝→決勝と進行していきます。こんな大会形式を考えた人は誰なんでしょうか。デヴィッド・モイーズ氏以上のフットボール・ジーニアスです。
疑惑の3分遅延とPK判定 2013-14シーズンのポルトガルリーグカップ 準決勝の片方は2月半ばに行われましたが、もう片方はまだ試合を行っていませんでした。しかし、ベンフィカ-ポルト戦はようやく4月27日に行われるようです。片方だけ延期された背景には、2次リーグの最終戦が関係しています。
2次リーグは計16クラブが4クラブずつ4グループに分かれ、各グループの首位クラブのみが準決勝に進出できます。グループBではポルトとスポルティングが同組となり、3試合中2試合を終えて勝ち点4で並んでいました。
最終節2試合は同日同時刻に開始予定でしたが、なぜかポルト-マリティモ戦の開始が3分遅れます。3分先にキックオフしたスポルティング-ペナフィエル戦はスポルティングが順当に勝利。
ポルト-マリティモ戦は終盤までマリティモがリードしており、スポルティングの準決勝進出が決まりかけていました。ところが、ポルトは85分に同点ゴールを決めると、90+4分にPKを決めて逆転勝利。
勝ち点7でポルトとスポルティングが並びましたが、得点数で1上回ったポルトが準決勝進出を決めました。ちなみに、仮に得点数も並んでいたら、平均年齢が若いほうが準決勝に進む大会規定があったようです。
(疑惑の試合)
試合後の対応 不自然に試合開始が遅れたこと、ライバルクラブのスコアを見極めてからロスタイムにPKで決勝点を挙げた(ように見える)こと。物的証拠はないものの、ポルト/マリティモ両クラブの八百長もしくはポルトの審判買収を疑う人がいてもおかしくない状況です。
ポルトガルサッカー連盟が調査を開始し、懲戒委員会がポルトに罰金&警告処分を科しましたが、その理由は「試合開始が遅れたため」。結局ポルトの準決勝進出は認められ、スポルティングが処罰の軽さを不服として告訴。この影響で準決勝の開催は遅れに遅れていました。
リーグカップの行方 ポルトガルリーグカップのベスト4は、ポルトガルカップのベスト4とまったく同じで、ポルト、ベンフィカ、リオ・アヴェ、ブラガの4クラブ。対戦相手まで同じで、裏カードでは2大会ともリオ・アヴェがブラガを下して決勝に駒を進めています。
裏カードと同じなら、表カードでもベンフィカが2大会とも決勝に進むことに。今週末のリーグカップ準決勝でもポルトが敗れると、ベンフィカの国内3冠が現実的なものになり、ポルトの疑惑はうやむやのままシーズンが終了して、ワールドカップ一色になるのでしょう。
(注)ハイライト映像を見る限り、ポルトに与えられたPKは正当なものでした。PKまでの4点はいずれも美しいゴール。結局のところ、単に疑わしい状況が重なってしまっただけでしょう。