近年に建設されたスペインのスタジアム | un piquillo de amarillo

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リーガ・エスパニョーラのサッカークラブ、ビジャレアルCFの歩みの記録

スペインで近年に新スタジアムを建設した事例
①エスパニョールの場合
エスタディ・ムンジュイックを使用していた2008-09シーズンは24,913人だったが、コルネリャ=エル・プラットに移転した2009-10シーズンには29,183人と観客数が大幅に増加した。

借り物のスタジアムから自前のスタジアムとなり、陸上トラック付から球技専用となり、収容人数が減少して一体感が増加したが、1年目をピークに観客数は年々減少し、2012-13シーズンは21,264人と旧スタジアム以前の水準に低下している。今シーズンは現時点で20,000人を下回っており、収容率は50%を切っている。


コルネリャ=エル・プラット


②レアル・ムルシアの場合
セグンダ(2部)に在籍していた2006年、ラ・コンドミーナから収容人数33,045人のヌエバ・コンドミーナに移転。2007-08シーズンには1シーズンだけプリメーラ(1部)に在籍し、リーグ第9位の22,977人を集めたが、セグンダでも低迷した2012-13シーズンの平均観客数は7,487人で全盛期の1/3。収容率は22%。


ヌエバ・コンドミーナ


2000年以降に完成したスペインの主なスタジアム
コルネリャ=エル・プラット
(所在都市バルセロナ、収容人数40,500人、2009年完成)

ヌエバ・コンドミーナ
(所在都市ムルシア、収容人数33,045人、2006年完成)

メディテラネオス
(所在都市アルメリア、収容人数21,350人、2004年完成、陸上トラック付)

グラン・カナリア
(所在都市ラス・パルマス、収容人数32,520人、2003年完成、陸上トラック付)

ラス・グアナス
(所在都市ログローニョ、収容人数16,000人、2002年完成)

ヌエボ・コンドミーノ
(所在都市ウエルバ、収容人数21,670人、2001年完成)

カルロス・タルティエーレ
(所在都市オビエド、収容人数30,500人、2000年完成)


2014年以降に完成予定の主なスタジアム
ノウ・メスタージャ
(所在都市バレンシア、収容人数61,500人、完成予定不明)
(度重なる計画変更のネタスタジアム。クラブが買収されたとして本当に建設されるのだろうか)


下の画像はノウ・メスタージャ(2013年11月版デザイン)
ノウ・メスタージャ1


ノウ・メスタージャ2

オリンピコ・デ・マドリード
(所在都市マドリード、収容人数67,500人、完成2016年予定)
(完成予定が大きくずれ、収容人数も削減)


アトレティコ新スタジアム1


アトレティコ新スタジアム2


ヌエボ・エスタディオ・デ・サン・ホセ
(所在都市サラゴサ、収容人数43,000人、完成予定不明)
(ラ・ロマレーダに代わる新スタジアムだが計画自体が中断している)

ノウ・リュイス・シトゥハル
(所在都市パルマ、収容人数32,000人、完成2016年?予定)
(旧リュイス・シトゥハルを2011年から解体し、新スタジアムを建設中?)