国際色豊かなセグンダ | un piquillo de amarillo

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リーガ・エスパニョーラのサッカークラブ、ビジャレアルCFの歩みの記録

国際色豊かなリーガ・アデランテ

リーガ・アデランテ(2部)は得点数の多さのためだけに知られているわけではない。他の大きな魅力に、30ヶ国以上から供給された文化・風味・形式のブレンドがある。典型例としてRCDマヨルカとデポルティーボ・ラ・コルーニャがある。両クラブには8人ずつの外国人選手が在籍しており、スカッド中の比率が30%を超えている。この尺度の逆端にはジローナFCとCDテネリフェがあり、両クラブは自家製(スペイン人)の選手のみでスカッドを構成するリーガ・アデランテで唯一のクラブである。

リーガ・アデランテの22クラブには33の国籍の選手が在籍している。スペイン人以外でもっとも多いのはアルゼンチン人選手(8人)であり、次いでポルトガル人選手(7人)である。主に文化的な類似性や両国間のコネクションの存在が選手の適応を容易にしている。

同様の理由で、ラテンアメリカの国はリーガ・アデランテに多くの選手を供給している。南米からは9ヶ国の選手がリーガ・アデランテでプレーしており、ウルグアイは4人、ベネズエラは2人の選手がプレーしている。彼らに続くのはアフリカやアジアの国々であり、驚きだがこれらの国々は高い順位にいる。

赤道ギニア人、カメルーン人、イスラエル人は4人ずつがプレーしており、日本人は2人がプレーしている。マルティニーク、ポーランド、アルジェリア、コートジボワール、ベルギー、イタリアは1人ずつである。

多くの選手が二重国籍を持っており、二ヶ国のどちらかでプレー可能である。例えば、レアル・マドリード・カスティージャのオマール・マルカレルはスペインと赤道ギニアを選択することができ、CDルーゴのビンセンソ・レネージャはメキシコとイタリアを選択することができる。46人の選手が異なる国のパスポートを保持しており、大会に独自色をもたらしている。

セグンダの国際色

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日本人ふたりとは、CEサバデイの田邉草民とエルクレスの杉田祐希也のこと。スペイン国籍を取得しやすい南米国やEU枠内国以外では、日本はカメルーンに次いで第2位なのではないだろうか。

マルティニーク代表はマルティニーク・リーグ所属選手が中心だが、フランス本土で生まれ育った選手を何人かスカッドに組み込んでいて、ADアルコルコンのジャン=シルヴァン・バビンもそのひとりである。


エルクレス杉田
杉田(エルクレス)

サバデイ田邉
田邉(サバデイ)


LFP、2014年2月18日
Around the world with the Liga Adelante
http://www.lfp.es/en/noticias/la-vuelta-al-mundo-de-la-liga-adelante