11;南イタリア旅行記 2012.12 帰国編&あとがき | 行け!Amarcly!!!

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一生懸命書いてきましたが、一心上の都合により2018年5月18日をもってお休みさせていただき、2019年より(内容によってはアメンバー限定で)再開いたします。



 

2012年12月27日(木) と 28日(金) 【

ローマより上海経由で日本着の日】

 

10;南イタリア 2012.12 ローマ観光→自由行動 からの続き。

 

16:55

空港着。

 

三越から45分くらいで着いたことになる。

バスの車内では、これからの動きと免税手続きの説明がある。

 

免税手続きがある人。

 

【パターンA】 

=免税品をスーツケースに入れている。

 

チェックイン後、免税カウンターへ行き、書類にハンコをもらいスーツケースをそこで預ける。

フランクフルトと似たパターン。

その時の様子は コチラ★  

このパターンは、免税カウンターが長蛇の列になってた場合は、時間の関係上 【パターンB】 になる。

 

【パターンB】 

=免税品を手荷物にしている。

ふつうにチェックイン後、出国審査を通過後、免税手続きのカウンターへ。

こっちのカウンターは、混んでいる事はあまりないらしい。

 

私は、空港内で忘れてしまう、飛行機から降りるときに忘れてしまう、座席上の物入れに入れて他のお客さんの荷物の下敷きになるのはイヤだ、なにより今回は 『デカい!』 という理由から、【パターンA】 を選択。

 

日本到着時にロスバゲで出てこなかったら・・・

という不安もあるが、渡航先じゃなく日本だからちゃんと届くっしょ。

 

【パターンA】 の場合、免税カウンターにどれくらいの人が並んでいるかを見てから、いけそうだったら

スーツケースを広げましょう、となった。

 

私は、観光バッグ・折りたたみ傘とか使わないものをスーツケースに入れたかったし、逆にめがねをスーツケースから出したかったので(エア枕とかは朝から手荷物バッグに入れてた)、免税品ウンヌンに関係なくスーツケースは空港で広げるつもりだった。


 

空港に着いて、免税カウンターを見ると全然並んでなかったので 【パターンA】 でいけることに。

 

中国人が並んでる時は、購入した免税品の数がハンパないのでとんでもなく時間がかかるらしい。

無事 【パターンA】 で手続き完了。

 

で、この先もまだあって、次は 『還元分をどうやって受け取るか』 である。

 

【還元パターン1 】 

=クレジットカードの引落し口座に戻してもらう。

免税の書類に、カード番号を記入して、【パターンA】 だった私の場合、「はい、はい、もらいまっせ」 みたいなノリで、スーツケースを預けたカウンターのおっちゃんが書類を取ってった。

【パターンB】 の人は、備え付けのポストに投函だったかな?

 

【還元パターン2 】 

=現金で返してもらう。

【パターンB】 の人と一緒に出国手続き後免税カウンターに行き、日本円orユーロでもらう。

日本円は、在庫がある場合に限る。なければユーロになる。

 

私は、迷わず 【還元パターン1 】 で。

カードの引落の額が減るから、もっと安く買えたような気になれるし、口座に残す現金も少なくて済む。コレ、切実 (^ ^;)

それに、ユーロで返してもらった日にゃあねぇ~。


 

18:10 

出国審査通過。

 

あ~、出国できなかったら良かったのに(!?)

帰りの空港ほどつまんない場所はない。

 

ゲートまでは、モノレールみたいなのに乗る。

一度それに乗ってしまうと逆戻りできないんだって。

 

「ゲート付近にもお店はありますから」 とは言われたけど、時間もあったし戻れないと聞くと、乗る前にウロウロしたくなる。

よくあるお土産屋さんとか、ローマで行った文房具屋さんの 『FABRIANO(ファブリアーノ)』 に行ったりしてみる。

 

で、ウロウロした後は、コチラ↓
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イタリアの老舗チョコレート屋 『Venchi』

 

クチコミで、出国審査を過ぎた所にあると調査済みで、しかもここのジェラートが美味しいともあった。

今回は、なんだかんだでジェラートを食べる機会がなかった。でも、ここで食べれるしと思ってた。

チョコレート屋さんですからね、バニラは頼みませんよね。

イタリアですからね、抹茶は頼みませんよね。

 


チョコレートでしょ、ここは!

行け!Amarcly!!!

濃厚で超ウマ♪♪♪

1スプーンは、1.90ユーロ。 

2スプーンは、2.80。 

安くね? 

 

2スプーンにしようかと思ったけど、お腹がお昼から不調だったので(お腹を壊しやすいタチなもんで)1スプーンに。

 

お店の人は、英語で 「カップ or コーン」 と聞いてきたので、ここもガイドブックからパクった 「コーノ」と言ってみた。


通じたぜ (^^)v しかも、「コーノね」 みたいに復唱してくれたし (^△^) 

3つ目にして最後のイタリア語でした。

 

これで、無事今回のイタリアでのミッションは完了。

(詳しくは コチラ★  の準備編で)

 

後ろ髪惹かれる思いは拭えないけど、モノレールみたいなのに乗る。

 

ゲート(今回私たちのゲートはG8)に着いてビックリ (@o@) お店の数、そして何より種類がハンパない!

確かに、添乗員さんは 「ゲート付近にもお店はありますから」 と言ったけど、こんなに!?

しかも、PRADA・GUCCI・MONCLERまであるんですけど!? 

スゲー (*o*)

 

相当な敷地をウロウロして、何も買わないで(笑)ゲート付近へ。

 

が、椅子がない!少な過ぎる!!! 

お店はいっぱいあるのに (+o+) 

地べた族がいっぱい居た。

 

ゲートから少し離れたところで待つしかなく、しかもバーみたいな棒に腰をかける、というスタイル。

 

ぼんやり楽しかったこの数日間を思い出していると・・・いつの間にか搭乗開始になってた!

同じツアーの人、もう居なくなってるし!!! 

慌てたぜ! あー危ね!

 

ラスベガスの二の舞になるとこだったぜ (-。ー;) 

そのおマヌケなお話は コチラ★  


 

 

19:35 

搭乗。

あ~~~~~~~~~~~~~行っちゃいます? 

帰らないとダメ? 

ここに居ちゃだめ?

 

この飛行機に乗ってる人の中で、イタリアを離れたくないと思ってる人(厳密には、現実に引き戻されたくない人)

No1は、間違いなく私です。 

かなり自信アリ。

 

 

中国東方航空788便。

上海行き。

20:00発。

11時間30分の空の旅。

2×4×2席・足置きなし・毛布あり・枕あり・モニターなし。

やっぱりか、帰りも個人モニターありませんでしたよ (-。ー;)

 

 

21:40(イタリア時間) 

機内食①

 

行け!Amarcly!!!

 

フィッシュライスorチキンヌードルのこちら、チキンヌードル。

イタリア発便だから、少しはマシかと思ったけど甘かったね、

相変わらず味なし。

中国便の機内食は、絶対に期待してはダメってことを学んだ。

 

 

23:00頃からウトウトし出す。

 

で、目が覚めて腕時計を見てビックリ (*o*) 5:30(イタリア時間)だった。 

6時間半も飛行機で爆睡。やるな、俺。

 

 

5:48(イタリア時間) 機内食②

行け!Amarcly!!!

オムレツorヌードルのこちら、ヌードル。

感想書かなきゃいけませんかね? 

もういいでしょう。

 

 

その代わりといってはなんですが、コチラ。

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猿の真似じゃないよ。

機内食の片付け後、個人モニターじゃなくて(クドイ)みんなのモニターで、ストレッチをやってて、その見本としてCAもやる、っていうオモロい画。

 

何人か一緒にやってて、ふと後ろを向いたCAが、やってる人を見て 「あら、やってんの?」 みたいなリアクッションしてた。

 

 

上海の14:40、日付が変わり12月28日(金)に到着。


飛行機を降りて、例の 『乗継カウンター』 に行きますよ。ちゃあんと24名で!(笑)

行け!Amarcly!!!
 

 

 

 

 

 

 

ローマでは、ローマ→上海までしか発券されなかったので、

この乗継カウンターで、上海→日本の搭乗券を発券してもらわないといけない。

 

ほんと、よくわからんシステムだ。

 

 

ここで、思い出そうではないか!T様を!

 

カウンターがまあまあ並んでたので、「お連れ様と交代でお手洗いどうぞ」 と添乗員さん。

 

「お連れ様と交代で」 って言われたのに、お連れ様共々トイレに行くT様を私は見逃さなかった!!!

 

↑そう言った直後に、身柄確保ならぬ、居場所把握のためだろう、添乗員さんが 「Tさま~」 と呼ぶ・・・当然返事はない。

 

すべてを察知し、目撃までしていた私は 「お二人ともお手洗いに行かれましたよ。大丈夫です!」 と言った。

「大丈夫です!」 の意味は、みな承知。

添乗員さんの安心した顔と、周りからの笑いをいただけた(笑)

 

チェックインの順番が来た時に、窓側が好みだとチラッと話しただけなのに 「窓側お願いしました?」 と添乗員さん。

気遣いスゲー。 

 

慌てて英語で頼む。

窓側だった (^^)v

無事、みんな手続きが終わり、意味のないパスポートチェックと、バッグもカゴに乗せると怒られるあの手荷物検査へ。

 

 

出発ロビーに到着。

ここで、旅中お世話になったイヤホンガイドを返却する。

 

これって、空港内じゃ使えないんだろうか?

使えてたら、T様は入国せずに済んだかも?

それに、空港内って意外と大事な話するし。

(どこでパスポートを出すとか、集合時間とか)

 

一旦解散する。

中国元を持って来てたので、温かい豆乳を飲もうとウロウロするも、ない。

 

他、バカ高い両替手数料を払った大事な大事な中国元を使いたいと思う物も相変わらずここ、上海空港にはない。

 

ゲート付近(今度は椅子ゲット!)で待っている間に、ローマのホテルで朝作った(って言うかお湯入れただけ)

アルファ米の炊き込みご飯を食す。

機内食をほとんど食べてなかったしね。

食べながら、隣に座ってた添乗員さんに添乗歴史の話を聞いたりする。

 

 

17:40 

搭乗開始。

今度は慌てなかった(笑)

中国東方航空531便。18:10発。

1時間35分の空の旅。

 

3×3席・足置きなし・モニターなし・毛布あり。 日本人CAが一人居た。

 

 

18:51 

機内食。

写真載せるのやめた(笑)

 

 

20:50 

到着。

あ~~~あ、帰って来っちゃったよ・・・。

こうなったら、次の旅行まで秒殺的に時間が流れてくれることを願うだけ。

 

ターンテーブルにて思い出と、ビゾンテと、頼まれグッズと、洗濯物(笑)の入った私のスーツケースと再会。

 

添乗員さんに 「どおも~」 ってまるで明日の朝もまた会うかの様に、かる~く挨拶して帰る人を見てちょっと驚く。

 

「え?あっさりし過ぎじゃね?」 

一週間お世話になったんだしさ。

ちゃんとお礼言おうぜ!

 

私はちゃんと挨拶したもんね。

バスの時間が迫ってたけど。 

エライ!ってか、常識。

 

「ご一緒出来てとっても楽しかったです」 って言われたもんね!

そういえば、ニュージーランドの時の添乗員さんにも同じこと言われたんだった。 

旅行記は コチラ★  

 

楽しかったのは私です。

帰りたくなかったのも私です。

 

このまま上階の出発ロビーに行きたいとか思ってるのも私です。

辛い気持ちを押し殺して、バスに乗る。

 

またこのバス、奇しくも空港の真ん前を通るわけ!

しかも国際線側 (>_<)

く~~~~~~~~う・・・。

 

 

ってなわけで

行け!Amarcly!!!
 
幸せ過ぎて、帰りたくない病を発症した
南イタリア2012.12の旅
 
 

 

【あとがき】

 

実は、この旅行、そこまで楽しみにしていなかった。

 

楽しみにしていなかった、といえば語弊があるな。

正確には 『気合の入れ具合が高くなかった』 だな。

 

間違いなく 『九寨溝・黄龍』 や 『グランドサークル』 の時とは、気合や旅前の興奮度が明らかに違う。

旅行記は コチラ★   コチラ★  

 

理由はわかっていた。

 

前々から思い焦がれた場所で、綿密に計画してっていう旅じゃなかったし、2;のいきさつ(1)でも書いたように、ポッカリ開いてしまった1週間を埋めるための旅だったから。

 

それがだ、当初の予想を破壊するくらいの 『帰りたくない病』 を発症し、まあ毎回発症するんだけど、今回は↑くらいの言わば軽い気持ちで出発した旅だっただけにね。

でも終わってみればこのザマ (-。ー;)

 

やっぱり私は海外旅行が好きなんだ!と再認識した。 

まあわかりきってることなんだけどね。

 

これが不思議なことに、有名な観光地に来た瞬間だけじゃなく、移動中のどこにでもあるような風景や、何も買わないんだけど連行お土産屋さんに居る時間、ホテルでの朝食などなど、何てことない時間でも楽しい。

 

それを再確認&さらに深く思った旅になった。

 

旅の後半になると、日本や日本食が恋しくなる人がいる。

 

私はまるでその逆で、日本に帰る日も、『帰る日』 じゃなくて 『帰らないといけない日』 という感覚を持ち、しかもそれが近づいてくると涙が出そうになる。

 

家に帰って来た瞬間、「あーやっぱり家が一番」 って言う人がいる。

私は、過去44回一度もそう思ったことも、発したこともない。

「あ~あ、帰って来っちゃったよ」 と思うし、発する。

 

帰国後、

「あーまたどっか行きたいな~」 

と言うと、

「帰ってきたばっかりなのに?」 

と言われ、

「旅行中にすでに、またどっか行きたいって思ってた」 

と言ったら、本気で笑われた。

 

海外に行って、そのまま帰ってこない自分がいるんじゃないかと本気で不安になることがある。

病気です、でも正気です。

 

これ以上書くと、家族や友達が心配しそう(親友Tは、私がまたどっか海外に逃亡するんじゃないかと、他の友人に聞いたことがあったそうだ)なので、やめておこう。


 

行け!Amarcly!!!

移動中のどこにでもあるような風景。

だけど、見てるだけで幸せを感じる。





 

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ここからは、気分を変えてオモロい話で。

 

そう、『オモロい』 とくれば、この旅では 『バスの運転手さん』 でした。

 

到着空港で、添乗員さんにお礼を行った時、

「Lさん(運転手さん)によろしくお伝えください」 

と言うと、

「いやいや、もうメールが来てるんじゃないですか?」 

と返され、二人で笑った。

 

でだ、家に帰ってPCを開くと・・・・・

そう、来てましたよ!早速(笑) 

思わず一人で大笑いしてしまった。

 

受信時刻は、日本の22時。

イタリアの14時。

 

運転手さんとの会話で、この日は日本人グループのローマ⇔ナポリのはず。

なので、待ち時間に送ってきた模様。

 

早速開いてみると・・・

イタリア語なんだな、これが。

あの~、イタリア語、ぜんっぜんわからないんですけど?

 

唯一わかったのが、締めに書かれてた 

『Kiss Kiss L(←運転手さんの名前)』 

Kissは英語だからね(笑)

悩んだあげく、翻訳サイトで解読してみることに。

 

まず最初の文章を翻訳すると、

「ときに私は再びお会いできますか?」 と。

(T_T) ちんぷんかんぷん。

 

そこで、イタリア語→英語で翻訳すると、

「When can I see you again?」 と出た。

「いつあなたとまた会えますか?」

 

大大大爆笑してしまった。 

一人で。 

夜中に。 

 

だって、第一声が、それ?

「次いつ会えるか?」 なの?

「無事に帰りついたか?」 

とか

「今回の旅行は楽しかった?」 

とかじゃないんだ。

そういうのベタ過ぎるんかな

イタリア人男性が女の人に使うのって。

 

で、続く文章はコレ。 

この文(次いつ会えるかってヤツ)の意味を英語に翻訳してわかって欲しい」 って。

すごいなぁ。

 

そこで、早速私も英語で返信してみた。

携帯から送られて来たみたいだったので、「写真を送りたいけど、受け取れる?」と。

 

送信時刻

0:39 (イタリアでは16:39)

 

すると、「写真は、君がイタリアに戻ってきた時に受け取るよ。ディナーの時にでも」 って。

すごくない?この言い回し!

 

しかも、受信時刻 1:54 (イタリアでは17:54) ・・・・・・・・ってことはだ!

 

1時間ちょいで返信されたというわけ。 

さらに付け加えると 『Kiss Kiss』 が倍になってた(笑)

 

その後、じゃあこの翻訳サイトの英語⇒イタリア語を使ってメールすればいいんじゃん!

と思ってやってみたけど、文字化けするのか、翻訳文章がイタリア語→日本語が変てこリンなように、理解できないのか 「did not understand」 とこれは英語で帰って来た。

 

それ以来、運転手さんはイタリア語、とっきどきちょっとした単語だけ英語、私は全英語、でやり取りしている。

 

めっちゃ好かれちゃったのかな?

それとも、イタリア人男性ってみんなこんなん?

まあ、いいや。 

今度イタリアに行くときは、ディナーに行こうっと (^u^)

 

 

 

行け!Amarcly!!!
Lさんの住むナポリの空。                     

目が覚めるような本当にキレイな青空。