イカです。

お仕事の方は労基の度重なる警告のおかげで残業時間は減りましたが休日出勤は変わりません。結果的に言うと

『平日の残業を減らして休日出勤分に回せ』

的な発想にしかきこえませんがw

さて、相変わらずブログをアップしないうちにエンジンだけどんどん進化してゆくゴリラですw

んで、今日は八王子で開催される毎年『今年はあるのか?』と危惧される

モンキーミーティング

です!
今回は2年ぶりに行こうと思います!
メカゴリラの看板を背負って(イメージ的にね)行きますのでお会いできる方が居ましたら何卒宜しくおねがいします_(^^;)ゞ

イカゴリラのトレードマークは

『ゲイルもどき中華キャストホイール』

ですよ(笑)

あと、最近、モダンヘッドの上にTDMRが鎮座しておりますw

てわでわ!
イカです。
先日、鈴鹿のエンジョイ4MINIにメカゴリラのまじん殿他愉快な仲間たちと一緒にいってきました。会場で各メーカーがアウトレットパーツを大量にだしていたのだが、キタコのブースでカブに取り付けできる75ccのボアアップKITを発見!しかも半額!!即購入し帰宅後、親父のカブにこっそり装着vvvまぁ地味に私が乗り回しているのだが、ボアアップしてから20KMくらい走った処でエンジンから超絶異音発生!!カムカバーを外してみると・・・
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どどーーん!
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ガガーーーン

どうやらカムスプロケットのネジを締め忘れたらしく、抜けたボルトがカバーのガイドを砕き破片がエンジンの中に産卵・・・じゃなくて散乱するありさま。いや~~~


やっちまったww

さて、YD28です。
もうこのネタは1年くらい前の話になりますが、ネタが溜まり過ぎて書ききれないのでご愛敬。
口径24以上のキャブも近年はものすごく種類が増えましたね。TM・TMR・TDMR・FCR・FCRDD・CR・PC・PE・PWK・YD・・・・・まぁ~どのキャブを使うかは個人の自由ですが今回当方が選んだのはヨシムラのYD28。何故かと言えば

『セッテイングが容易である』

という風評から(笑)。←素人っすからvvv
(実際、ポン付けで100%セッティングのでる社外キャブなんてありませんから)
取り付けより先にYD28の感想を書いてしまいますが、悪いキャブではないです。FCRやTMRといったハイエンドキャブ比べたらセッティングは凄く楽です。そもそもベースがPWKであり加速ポンプがついてる訳でもないし、マルチプレックスノズルなのでジェットニードルのセッティングもほとんど必要ない。MJとPJだけ1セット持っておけば9割はセッティングがでる。低回転から高回転域まで良く回るが、超高回転域(11000以上は『超』を付けてみた)はどことなくパワーというかトルク感がボヤッとする。モンキー・ゴリラでFCRやTMRは使った事が無いが、以前所有していたDRZ400にTMRを付けたところ、

『どこまで回ってどこまでパワーが出続けるのか?!』

と、驚愕したのを今でも覚えてる。オフ車で170㎞以上出たもんな~(ボアアップ+ハイカムとかもしてたけど)。
そして食べ盛りの男子のように餌を食うvvv
YD28は餌を食わない、110ccでMJは92番前後と控えめ(あくまでも私のエンジンの話)。おそらくマルチプレックスノズルのおかげで燃焼効率がよいのだろう。燃焼効率は良いが、綺麗に燃えるってだけで激しく燃えてる訳ではないようだ。YDの前身であるPWK28だとおそらくMJは110番くらいになるのではなかろうか?
キャブのうんちくを語れる程経験値を持っている訳でもないので有識者に重箱の隅をつつかれない程に止めておきましょう。

さて、YD28ですがこのキャブはPWKをベースとしたダウンドラフト(DD)キャブです。普通のキャブはシリンダーヘッドに対し約90°に曲がったマニホールドにキャブをくっつけてあらかた好きな方向へキャブのボディーを振る事が可能であるが、DDはヘッドのほぼ直上に位置するため取り付け位置を大きく制限される。さらなる問題はヘッド中央にフレームパイプがある事。シリンダーヘッドからフレームまでの間隔が制限される。さらに言うなら、TDMRやFCRDDはシリンダーヘッドの直上にゼロ距離に近いくらい密着して取り付ける事が可能であるが故に脳みそが逆立ちするほど気を使わなくても取り付けは可能。しかしYDに至っては約45°に近い取り付け角度が必要であるため、エンジンとタンクの間に上手く収めるのにわりかし頭を使う。さらにだ、なんとこのYD28はモンキー専用であり基本的にはゴリラには装着不可!何が不可能かって・・・モンキーのタンクとゴリラのタンクでは燃料コックの位置が違うのですよ。モンキータンクならはYD28に付属のファンネルを取り付けても問題ないのだが、ゴリラタンクに至ってはファンネルとコックが干渉しまくって取り付けができないとかvvv
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さらに(何回目だvvv)キャブのスロットルバルブキャップ部分にステアリングダンパーのステーが有るため現状はほぼ取り付け不可能状態・・・アボーーン。
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そんなお悩みを解決してくれるアイテムがこれ!
Gクラフトの可変マニホールド!!
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これからゴリラにYDを付けようと思ってる人がいたら、YDを購入する時にキャブ単品を買ってマニホールドは別途可変マニホールドを購入する事をおすすめします。ちなみに可変マニホールドはヨシムラ純正のマニホールドよりキャブの取り付け高さが5ミリ程下がります。下がることによりスロットルバルブのキャップ部をフレームから逃がす事が出来るんです。お利口さんですね♪
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ヨシムラ純正はだいたい45ミリ。

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Gクラフトは約40ミリ。
この5ミリ差が大きいんです!!!
可変マニホールドでキャブを必要な位置に持ってくる事は可能になったのだが、一番始めの写真のとうりやはりファンネルは装着できないし、ショートファンネルすらコックが邪魔して取り付けができないのだ・・・無論、真横にキャブを振ってやれば問題は全て解決だが個人的に真横は空気の流れからしてよろしくないという持論があるので(←なんだそりゃvvv)やはりタンクの下にセットしたい。そもそも付属の樹脂製のファンネルが長すぎるのだ。、モンキーに装着した人でもどこか干渉する部分があり加工する人が多いと聞くが、ゴリラタンクは論外で約45°上方に位置されたファンネルは完全に燃料コックに干渉vvvvではどうしたらい物か・・・・・・・

う~む。

純正のファンネルの存在は完全に無視するとして、ファンネルが無ければ全く問題なく終わる話なのだが直キャブは私のポリシーが許さない(直キャブは高校で卒業さ!)。少なくとも約45°傾いたキャブの出口をさらに45°傾けてクランクケースと水平方向にもってこれるエルボのような物があればな・・・・・あっ・・・・ああああ!

有るじゃないか!こんな良いものがvvvvvv

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ノーマルのマニホールド!
これは盲点だった!45°で立ち上がっているならはさらに45°下げてやればクランクケースにたいしてほぼ水平になるじゃなイカvvv。しかもYD28そのものがINもOUTも口径28だから内径的には問題ない。あとはマニホールドのシリンダヘッドに固定するボルトの穴位置とキャブ側のファンネルを固定する位置が合っていればありがたい・・・・

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ドンピシャだこの野郎!
(゚Д゚)アァ
これは予想以上の収穫!なんたってコックを見事に回避してるし、本来インシュレーターが取りつく部分はファンネルやクリーナーを取り付けるにはもってこいの形状!
ただ、キャブのIN側にはチョークの際にエアーを吸う穴があってそこの部分を塞いでしまう。
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なのでマニホールド(この時点でアダプターと化した)にエアーの取り込み口を作ってやる。
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フライスでゴリゴリと~~
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これでばっちり回避!
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実際、シリンダーヘッドへの取り付けはM6なのだが、ファンネルの取り付けはM4なで実質バカ穴だから多少のネジ穴の違いは吸収できたことになる。まぁ~アルミのエルボとファンンルだけだからM4で問題ないっしょ(^^♪

そんでもって、ちょこっとこのマニホールドにいたずらをします。
折角空気を取り込むならばストレートに吸引されるのではなく、低回転時(流速遅い)時はストレート吸入で高回転時(流速早い)時には空気の流れに渦を巻くようなスクロールをマニホの入り口に作ってみました。
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リューターで手彫りしたので歪ではありますが、なんとなく効果ありそうでしょ(←たぶん効果無い)。まぁ~効果があるかどうかは謎であるが、こういう疑心暗鬼な小細工がまた面白いのだvvvvvvでもたしかこんな形状のファンネル売ってたよね~バカ高いけど。。。
そんなこんなで取りあえず完成!(相変わらずフレームが汚ねぇ)
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今回使ったファンネルはキジマのΦ31でネット付き!うれしいね~~~しかし、このあと1kmほど試運転したらファンネルの網は全て

紛失

しましたとさvvv
さすがキジマ!痒い所に手が届く最高の製品ラインナップなのに品質は最低vvv
そんでもってやはり燃料コックが邪魔しているのと、ホースの取り回しがコックから真下だとチューブが折れてしまうのでミニモトかなんかの横出しコックに交換。
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(このコックが最近お漏らしするvvv多い日は不安!

ステダンのステーもしっかり逃げました♪
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結果的にファンネルの網も速攻紛失したので現在はこんな感じに
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(なんか写真がきたねぇ)

個人的な感想だと110以上のエンジンだったらとても扱いやすいキャブだと思いますよ。現状は124までアップされていますが(この辺の話はまた後日)セッティングもほとんど変えることなく対応できちゃいます(このへんがMJNの不思議)。ただ、なんだかパンチが無いというかおぼっちゃまキャブと言ったところでしょうかね♪とにかくキャブは豊富な種類があるだけ性格が違います。自分好みのキャブをチョイスして楽しみましょう!
(あれ?また感想書いてるよvvv)

次は何を書きましょうかね~ネタは山盛りなおですがvv

ではまた!
アディオス・アミーゴ☆


イカです。
エンジンの仕様を変更しました。
たいした変更ではありませんが。
110→124
になりましたvvv
ヘッドは今までどうりのモダンヘッドでシリンダ+ピストンは武川の鍛造(あえてスカットは使いませんでした)、クランクは武川の54㎜クランク、そしてクランクケースのボーリングは自・・・・・まぁ詳細はまた後日・・。


さて、イカが愛用する中華なゲイル擬(もどき)のアルミ鋳造ホイールですが、ここ最近スプロケの取り付けボルトが緩む事が多くて締めながら走っていたのですが、先日試運転で地元を流していたところリアから『カツッカツッカツッ』と音がしてきたと思った途端、
『ギャッギャッギャッ』
と壊れた乾式クラッチのような音が!ヤバいとは思ったものの案の定スプロケットを止めてるボルトガ緩んでスイングアームをバキバキに…
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しかも今回は更に酷くボルトの一本がへし折れたvvvvvv
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根本的にボルトで固定すること事態が間違っている(本来は専用のスタットボルト)訳でいくら言い訳をしても根も葉もないのですが…。
実は数ヶ月前もボルトが抜けてしまいネジ穴が全部死んでしまいM8のインサートを入れたのですよ。今回はインサートも死んでしまいこれはホイールじたいを見直さないとアカンと思っていたのだか、外してみるとボルトが抜けただけでインサートは生きていたのは幸い!(実はけっこう気に入ってるホイール)。やっぱインサート入れると強いな〜。

さて、毎回緩むというかこの手の中華ホイールは使ってる殆どの人が『緩む』というのはなぜか?
そもそもこのホイールは公表上モンゴリ等とはなっているが、あからさまにゲイルのパクリであるが何専用なのか不明…これを前提に話をする。モンゴリのリアスプロケットの取り付けは基本的に専用のスタットボルト(スプロケットの部分がちょつと太くなってる)で 取り付ける訳だがこの中華ホイールはスプロケット取り付けのネジ穴にΦ10.3、深さ6㎜くらいのザグリがある。
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このザグリの端からM8のネジ穴がある訳だ。単純にスプロケットとオフセット用の4㎜スペーサーを取り付けるとこうなる。(黄色=スプロケット、青=スペーサー、グレー=ホイール、水色=取り付けボルト、内側の白=10.3のザグリ)。
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これで問題アリアリだ思った人は良いエンジンが組める人だと私は思う。わたしもこの問題点には気がついていたのだか、何となく問題を先送りしたのがまずかった…。この取り付け状態でストップ(エンブレ)&ゴーを繰り返すと負荷部分(スプロケットとスペーサーの真下に取り付けネジの支持部が無い(ザグリ部分)ためネジに大きな『『たわみ』とせん断応力』が発生し、いずれ緩んでくるというお粗末な結果が待っているわけだ。赤い矢印が動力により引っ張られる方向。
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ではこれをどう解決するか。答えは簡単でザグリ部分を埋めてしまえばよい。要はスペーサーを入れてやれば良い訳だな。一番始めに組んだ時はM8のボルトとスプロケットのガタを修正するために真鍮の板を使ったが(赤いスペーサー)今回はそんなレベルではないのでこれを使う。
ステンレスのスペーサー(ホームセンターでたまたま見つけたんだけどねvvv)
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寸法は内径約8.1外径10㎜
ホイールのザグリはだいたいΦ10.3、スプロケットとオフセットスペーサーの穴径は約8.3㎜、取り付けボルト(六角穴付き)はM8 、スペーサーは内径8.1外径10㎜。結果からするとスペーサーはスプロケットに入らず、スペーサーとホイールのザグリは0.3のガタがありスペーサーとM8のボルトとスペーサーにも0.1のガタがある。要するにガタガタvvv
スプロケットの取り付け部分は全てをキッチリ(軽圧入くらい)しないと直ぐに緩みが発生してしまう…スペーサーでホイールのザグリだけを埋めてもスプロケットとボルトの間でガタが発生してしまう。ではどうするか?
『ホイールのザグリからスプロケットの端までスペーサー一本で支えてしまえばよい!』
まず、ザグリの深さとオフセットスペーサーとスプロケットの厚みを足して約1㎜引いた長さにスペーサーを切る。
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M8のボルトにカットしたスペーサーと同じ長さにt0.1(だったかな?)の真鍮の板を巻き付ける。
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まきつけたらそこにスペーサーを打ち込む!実はこのスペーサーは切り割りが有って容易に広げる事が可能。スペーサーは必然的に外径が10.2(実在は10.3に近い)まで押し広げられる。
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これでホイールのザグリ部分はクリアーした。しかし、10.2の軸ではスプロケットは入らない、どうする?悩むまでも無くスプロケットとオフセットスペーサーの8.3の穴を10.3にしてしまえばよい。(スプロケットの加工は非常に危険です!)。
スプロケットの穴をイタズラに大きくするのではなく、必ずセンターを出してから!センター出しは簡単でスプロケットの穴と同じサイズのドリルでチャックとスプロケットの穴位置関係を0-0にしてしまい、ドリルだけ交換して穴をザクってやればよい。最近のドリルはシンニング加工がしてあるから無駄にワークに食いついて使いづらいな…。
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この手の加工はスタブドリルを使うとブレ無いんだけどね、ホームセンターじゃ売ってないのよ。スプロケットとオフセットスペーサーの加工が終わったらあとは組つけるだけ。ホイールのザグリ→オフセットスペーサー→スプロケットが同じ穴径になり一本のスペーサーで固定されたのでついガタ0の固定が実現!
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イメージ・・・

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因みにスプロケットの取り付け穴をを10.3まで拡大したが、M8六角穴つきボルトの頭でもギリギリ固定可能(私はロックワッシャ入れてますが)。スプロケットの穴を大きくしたと言っても元々C面が大きく取ってあったのでC面が無くなったと思えばなんて事はない。
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ホイールのザグリからスプロケットまで同じ穴径になり、通しで固定する事ができたので前項のような空洞が無くなりしっかりとした支点が出来上がったのでストップ&ゴーでもボルトがガタつく事が無くなったため、容易に緩む事は無くなった




思われる(笑)


ちなみにもっと簡単な方法がる。
私が断念したスプロケットを加工しない方法をご紹介。ミニモトのオフセットスプロケット用のスタットボルトを購入して呼び径部分(スプロケットがくっつくネジが切って無い部分)に必要なだけネジをダイスで切ってスペーサーを打ち込んで(ホールのザグリのみスペーサーで埋めてやる)やれば簡単にできますvvvでは何故わたしがこの方法でやらなかったかというと、ミニモトのスタットボルトがSUSで固すぎてダイスが立たなかったからですvvvもっと厳密に言うと、ダイスでネジを立てると言っても、スプロケットを取り付ける部分はΦ8.3なのでダイスを立てるためにΦ8まで細くしてやらなければならい。

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私の旋盤は現在超硬チップが無いためSUSが削れませ~~~んvvv
記載の取り付け方法は部品の設計寸法を逸脱し、危険であるため全て自己責任でお願いします。
あとちょっと気になっているのが、本物のゲイルのホイールのスタットボルト。もしかしてこれがポン付けで使えるんじゃないか?!←虚しくなるからもう考えない!

次回はボアアップの事でも書きたいっすね~~

最近また仕事が一段と忙しくっつーか完全に労働基準法を逸脱している・・・しかもそんな現状を産業医で話したら会社に目を付けられてしまったわvvv労基なんとかしてくれ~~~


リアルぼろ雑巾になっちまうわ

ではまた!
アディオス・アミーゴぉ