イカです。
先日、鈴鹿のエンジョイ4MINIにメカゴリラのまじん殿他愉快な仲間たちと一緒にいってきました。会場で各メーカーがアウトレットパーツを大量にだしていたのだが、キタコのブースでカブに取り付けできる75ccのボアアップKITを発見!しかも半額!!即購入し帰宅後、親父のカブにこっそり装着vvvまぁ地味に私が乗り回しているのだが、ボアアップしてから20KMくらい走った処でエンジンから超絶異音発生!!カムカバーを外してみると・・・
どうやらカムスプロケットのネジを締め忘れたらしく、抜けたボルトがカバーのガイドを砕き破片がエンジンの中に産卵・・・じゃなくて散乱するありさま。いや~~~
やっちまったww
さて、YD28です。
もうこのネタは1年くらい前の話になりますが、ネタが溜まり過ぎて書ききれないのでご愛敬。
口径24以上のキャブも近年はものすごく種類が増えましたね。TM・TMR・TDMR・FCR・FCRDD・CR・PC・PE・PWK・YD・・・・・まぁ~どのキャブを使うかは個人の自由ですが今回当方が選んだのはヨシムラのYD28。何故かと言えば
『セッテイングが容易である』
という風評から(笑)。←素人っすからvvv
(実際、ポン付けで100%セッティングのでる社外キャブなんてありませんから)
取り付けより先にYD28の感想を書いてしまいますが、悪いキャブではないです。FCRやTMRといったハイエンドキャブ比べたらセッティングは凄く楽です。そもそもベースがPWKであり加速ポンプがついてる訳でもないし、マルチプレックスノズルなのでジェットニードルのセッティングもほとんど必要ない。MJとPJだけ1セット持っておけば9割はセッティングがでる。低回転から高回転域まで良く回るが、超高回転域(11000以上は『超』を付けてみた)はどことなくパワーというかトルク感がボヤッとする。モンキー・ゴリラでFCRやTMRは使った事が無いが、以前所有していたDRZ400にTMRを付けたところ、
『どこまで回ってどこまでパワーが出続けるのか?!』
と、驚愕したのを今でも覚えてる。オフ車で170㎞以上出たもんな~(ボアアップ+ハイカムとかもしてたけど)。
そして食べ盛りの男子のように餌を食うvvv
YD28は餌を食わない、110ccでMJは92番前後と控えめ(あくまでも私のエンジンの話)。おそらくマルチプレックスノズルのおかげで燃焼効率がよいのだろう。燃焼効率は良いが、綺麗に燃えるってだけで激しく燃えてる訳ではないようだ。YDの前身であるPWK28だとおそらくMJは110番くらいになるのではなかろうか?
キャブのうんちくを語れる程経験値を持っている訳でもないので有識者に重箱の隅をつつかれない程に止めておきましょう。
さて、YD28ですがこのキャブはPWKをベースとしたダウンドラフト(DD)キャブです。普通のキャブはシリンダーヘッドに対し約90°に曲がったマニホールドにキャブをくっつけてあらかた好きな方向へキャブのボディーを振る事が可能であるが、DDはヘッドのほぼ直上に位置するため取り付け位置を大きく制限される。さらなる問題はヘッド中央にフレームパイプがある事。シリンダーヘッドからフレームまでの間隔が制限される。さらに言うなら、TDMRやFCRDDはシリンダーヘッドの直上にゼロ距離に近いくらい密着して取り付ける事が可能であるが故に脳みそが逆立ちするほど気を使わなくても取り付けは可能。しかしYDに至っては約45°に近い取り付け角度が必要であるため、エンジンとタンクの間に上手く収めるのにわりかし頭を使う。さらにだ、なんとこのYD28はモンキー専用であり基本的にはゴリラには装着不可!何が不可能かって・・・モンキーのタンクとゴリラのタンクでは燃料コックの位置が違うのですよ。モンキータンクならはYD28に付属のファンネルを取り付けても問題ないのだが、ゴリラタンクに至ってはファンネルとコックが干渉しまくって取り付けができないとかvvv
さらに(何回目だvvv)キャブのスロットルバルブキャップ部分にステアリングダンパーのステーが有るため現状はほぼ取り付け不可能状態・・・アボーーン。
そんなお悩みを解決してくれるアイテムがこれ!
Gクラフトの可変マニホールド!!
これからゴリラにYDを付けようと思ってる人がいたら、YDを購入する時にキャブ単品を買ってマニホールドは別途可変マニホールドを購入する事をおすすめします。ちなみに可変マニホールドはヨシムラ純正のマニホールドよりキャブの取り付け高さが5ミリ程下がります。下がることによりスロットルバルブのキャップ部をフレームから逃がす事が出来るんです。お利口さんですね♪
ヨシムラ純正はだいたい45ミリ。
この5ミリ差が大きいんです!!!
可変マニホールドでキャブを必要な位置に持ってくる事は可能になったのだが、一番始めの写真のとうりやはりファンネルは装着できないし、ショートファンネルすらコックが邪魔して取り付けができないのだ・・・無論、真横にキャブを振ってやれば問題は全て解決だが個人的に真横は空気の流れからしてよろしくないという持論があるので(←なんだそりゃvvv)やはりタンクの下にセットしたい。そもそも付属の樹脂製のファンネルが長すぎるのだ。、モンキーに装着した人でもどこか干渉する部分があり加工する人が多いと聞くが、ゴリラタンクは論外で約45°上方に位置されたファンネルは完全に燃料コックに干渉vvvvではどうしたらい物か・・・・・・・
う~む。
純正のファンネルの存在は完全に無視するとして、ファンネルが無ければ全く問題なく終わる話なのだが直キャブは私のポリシーが許さない(直キャブは高校で卒業さ!)。少なくとも約45°傾いたキャブの出口をさらに45°傾けてクランクケースと水平方向にもってこれるエルボのような物があればな・・・・・あっ・・・・ああああ!
有るじゃないか!こんな良いものがvvvvvv
ノーマルのマニホールド!
これは盲点だった!45°で立ち上がっているならはさらに45°下げてやればクランクケースにたいしてほぼ水平になるじゃなイカvvv。しかもYD28そのものがINもOUTも口径28だから内径的には問題ない。あとはマニホールドのシリンダヘッドに固定するボルトの穴位置とキャブ側のファンネルを固定する位置が合っていればありがたい・・・・
ドンピシャだこの野郎!
(゚Д゚)アァ
これは予想以上の収穫!なんたってコックを見事に回避してるし、本来インシュレーターが取りつく部分はファンネルやクリーナーを取り付けるにはもってこいの形状!
ただ、キャブのIN側にはチョークの際にエアーを吸う穴があってそこの部分を塞いでしまう。
なのでマニホールド(この時点でアダプターと化した)にエアーの取り込み口を作ってやる。
実際、シリンダーヘッドへの取り付けはM6なのだが、ファンネルの取り付けはM4なで実質バカ穴だから多少のネジ穴の違いは吸収できたことになる。まぁ~アルミのエルボとファンンルだけだからM4で問題ないっしょ(^^♪
そんでもって、ちょこっとこのマニホールドにいたずらをします。
折角空気を取り込むならばストレートに吸引されるのではなく、低回転時(流速遅い)時はストレート吸入で高回転時(流速早い)時には空気の流れに渦を巻くようなスクロールをマニホの入り口に作ってみました。
リューターで手彫りしたので歪ではありますが、なんとなく効果ありそうでしょ
(←たぶん効果無い)。まぁ~効果があるかどうかは謎であるが、こういう疑心暗鬼な小細工がまた面白いのだvvvvvvでもたしかこんな形状のファンネル売ってたよね~バカ高いけど。。。
そんなこんなで取りあえず完成!(相変わらずフレームが汚ねぇ)
今回使ったファンネルはキジマのΦ31でネット付き!うれしいね~~~しかし、このあと1kmほど試運転したらファンネルの網は全て
紛失
しましたとさvvv
さすがキジマ!痒い所に手が届く最高の製品ラインナップなのに品質は最低vvv
そんでもってやはり燃料コックが邪魔しているのと、ホースの取り回しがコックから真下だとチューブが折れてしまうのでミニモトかなんかの横出しコックに交換。
(このコックが最近お漏らしするvvv
多い日は不安!)
ステダンのステーもしっかり逃げました♪
結果的にファンネルの網も速攻紛失したので現在はこんな感じに
個人的な感想だと110以上のエンジンだったらとても扱いやすいキャブだと思いますよ。現状は124までアップされていますが(この辺の話はまた後日)セッティングもほとんど変えることなく対応できちゃいます(このへんがMJNの不思議)。ただ、なんだかパンチが無いというかおぼっちゃまキャブと言ったところでしょうかね♪とにかくキャブは豊富な種類があるだけ性格が違います。自分好みのキャブをチョイスして楽しみましょう!
(あれ?また感想書いてるよvvv)
次は何を書きましょうかね~ネタは山盛りなおですがvv
ではまた!
アディオス・アミーゴ☆