9月11日は米国支配層の起こした悪行を、分かりやすく象徴する日だ。

 

それは、2001年9月11日に米国本土で起こした911自作自演テロと

1973年9月11日にチリの民主的な社会主義政権を

軍事クーデターで崩壊させた日だからである。

 

今朝(9月11日)、放送されたNHK総合の「キャッチ世界のトップニュース」では

チリのアジェンデ政権下で起きた軍事クーデターから

50年を迎えたことを特集していた。

 

チリのアジェンデ政権は、民主的な選挙で政権をとり、

社会主義を目指す政策を推進した。

 

しかし、一党独裁ではない民主的な社会主義政権が誕生することは、

米国にとって脅威であった。

 

何故ならソ連型の一党独裁型の社会主義を悪の帝国とし、

自らを自由と民主主義の担い手とする米国にとって、

民主的な選挙によって社会主義が実現する事は、

米国型とは違う民主的な社会体制があることを

世界が認識してしまう事になるためである。

 

そこで民主的な社会主義が誕生することを恐れた米国CIAと

自らの権益が奪われることを恐れたチリの支配層が連合し、

軍部に働きかけ、ピノチェト将軍が率いる軍事クーデターを決行させた。

 

それが50年前の1973年9月11日であった。

これによって虐殺された政権側の人々は3200人に及んだ。

チリ軍事クーデター50年を前にデモ行進

AFP通信によりますと、ピノチェト独裁政権下では、死者や行方不明者が3200人を超え、およそ3万8000人が拷問を受けたといわれています。

 

NHKの「キャッチ世界のトップニュース」では、

NHKにしては珍しく、このチリの非道な軍事クーデターには、

「米国のCIAが深く関与していた」

とハッキリと指摘していた。

 

一方で、もう一つの米国支配層が仕掛けた悪行である

2001年にニューヨークとワシントンDCで起きた

「911自作自演テロ」については一言も触れなかった。

この部分は完全にタブーである。

 

911同時多発テロは米国支配層の自作自演であることは明らかだ。

それについては過去のこちらの記事を参考。

911テロ(自作自演テロ)から21年目 未だ解決されない超巨大謀略事件の闇を堤未果氏が解説  | 天野統康のブログ 政治・経済・思想研究 (ameblo.jp)

 

こちらの9分の動画も分かりやすい

 

 

この3000人以上が死亡した超巨大規模の謀略に関わっているのは、

米国だけではなく、イスラエル、サウジ、英国など。

 

つまり、国際的な秘密結社による謀略である。

 

こんなことが出来る組織は一つしかないだろう。

 

フリーメイソン最上層部などが中心になり形成している

国際金融軍事権力の秘密結社(ディープステート)である。

 

この問題を解明し、公開の場で罪に処さない限り、

西側の民主主義の闇は解消されない。

 

既に22年たつが、未だに真の実行犯は誰一人、処罰されていない。

 

そして日本はこの権力の勢力圏に組み込まれている。

 

日本のマスコミはNHKの姿勢に見られるように、

チリの軍事クーデターに関しては米国の権力の関与を認めるようになったが、

911自作自演テロに関しては完全に沈黙を貫いている。

 

このような犯罪権力が裁かれていないという事実は、極めて危険な状況に

日本を含めた西側は置かれているという事なのだ。

 

この偽りの対テロ戦争を、西側の操作された議会制民主主義の全体像で

表すと次の赤丸の部分になる。

 

この西側の管理された民主社会の構造と、日本との関係を詳しく知りたい方は、

下記の著書をお読みください。

 

・著名な国際アナリスト・作家の北野幸伯先生から頂いた書評

「真の民主主義・資本主義とは何か、誰も知りません。世界で唯一、それを提示しているのが天野先生です。」

 

・作家・ジャーナリストの船瀬俊介先生から頂いた書評

「経済と政治を知るには、これ一冊で十分だ!」

 

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(記事終了)

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