『満月の夜に、70年前を想う』
70年前の1945年、
日本は、まだ戦争をしていて、
平和な空を眺めることができませんでした。
東京は、1944年11月14日以降、106回の空襲を受け、
1945年1月だけでも、1日、5日、9日、11日・・・と
空襲の続く恐怖の空で過ごしてきた歴史の先に、今の私たちがいます。
3月10日の東京大空襲では、
10万人の方が亡くなり、
罹災された方が100万人を超えると言われている事実。
8月6日、広島に原子爆弾が投下され、
8月9日には、長崎に投下。
8月14日、戦争が終わるまで
どれほどの尊い命が消えてしまったのでしょう・・。
戦後生まれの私たちにとって、
平和な空は、当たり前に生きてきたけれど、
世界の中では、今も恐怖の空の下で生きている人々もいる。
平和の中で
満月を眺めることができる恵みに
いっぱいの感謝と
これから続く命が、
平和の中で生かされますように
祈りをこめて。
こころよりの愛と感謝と祈りをこめて
天野使音 拝