先日、ふと立ち寄った古本屋さんでみつけました。
学生時代よく読んだ、いわゆるテツガクの本です。
なんだかとても懐かしくなり、買い求めました。
著者は、フランスの哲学者"デカルト"
『われ思う、ゆえにわれ在り』
学校の授業などで一度は聞いたことことがあるかもしれません。西洋近代哲学がここからはじまったとも言われる、有名な言葉です。
あの頃、僕は何を考えていたのだろう?
何か夢中で"言葉"をさがしていたような気がします。
漠然とした生の中で、たしかなものを求めて、あっちへ行ったり、こっちへ来たり。
そのなかで、哲学との出会いがありました。
この本を読むと、机に肘などついて、何やら小難しい顔をしている二十歳の僕が見えてくるようで、恥ずかしい気もします。しかし、言葉の海で真理を求め、もがき、考えること、そして何より表現することで、新たな自分を見つけることができるということを、哲学は教えてくれたように思います。
歌という表現の世界では、言葉はいっそう人生と密接なつながりを持ち、もっともっと身近な想いを届けることができるような気がします。
ひとつひとつの出会いに感謝しつつ、
明日からも歌の道、邁進したいと思います。
少々とりとめのない話になりましたが、
今夜はもうすこし思索にふけってみようと思います。
お供はもちろんあずきバーで。笑
では、また明日。(^^)
天野涼