アウルクリーク橋の出来事/豹の眼ヴォネガットがエッセイの中で「まさにアメリカ的天才の完璧な見本…」と言ってるのを見て、いったんエッセイを脇に置き、読んでみることにした。まあ、それだけヴォネガットのエッセイの虜になっているわけだから、こちらも最初から面白いものとして読んでしまうわけで、正直、この感想が正常なものかどうかわからない。わからないのだけれど、切れ味がいいのは間違いない。個人的な好みとしては、小川高義訳なのもよかった。 アウルクリーク橋の出来事/豹の眼 (光文社古典新訳文庫) Amazon(アマゾン)