ともあれ、しっかりとした造りで、まだ水漏れも無い、車庫なので、ありがたい事に本当に車が傷みません。

 ビンテージカーマニアでないので、車は雨が降ろうが槍が降ろうが乗って出かけますが、それでも露天の駐車とは車の痛みが違います。整備も自分で出来ることはしてきましたし、これからもしっかりしていきたいと思うので・・・。

 今回はこんな仕掛けで御座います。

 まず、大きめのブロック3段重ねして丈夫な亜鉛鋼管を渡してあります。

 べニア板が二枚かけてある処に、もっとしっかりした足場を3メートル渡して、タイヤ4輪を乗っけてそのままお尻からジャッキで揚げれば下にもぐっての作業はすこぶる楽になるというわけです。

 今はその足場の材質と、果たして3メートルで足りるのか?(アクアのホイールベースって2.5メートルくらいだっけか?)と検討中なんです。

  家の車庫の話なんですが、車庫のスペースそのものは充分に広くて、普通車2台くらい入れても大丈夫そうな広さがあるんです。ただ、この車庫の前が比較的狭い坂道になっている・・・それが為に、積雪があった日は雪かきが必須になってしまうってのがどうも、唯一難儀なところなんでございます。まあ、そういう立地に関する部分はどうしようもないので置いといて・・・。今日の本題です。

 この前、毎年恒例のル・マン24時間耐久レースを見ていまして、自分のピットにも欲しいなあと思った小道具がありました。それは、車がピットに入ろうとして侵入する時、どこのクルーでも必ず、持ってるあの、ピットストップボード!ドライバーの目の前に掲げて、はーい、ここまで来てねー、このボードに当たる迄オーライよーって感じで持ち出されてるボード!いつも車庫に侵入して、どこまで頭突っ込んでいいやら迷ってる人だもんで、あれがあれば便利じゃんって、なったんです。

 そこで少し考えて作ったのがこいつです。うん、中々良く出来ている!美代ちゃんママに突っ込んでいって拳銃で撃たれて一巻の終わりっていう、まさに願ったりの素晴らしいあいアイデア!成仏できそうです。

 この度、ようやく、これが私の音でありますと断言できるところへたどり着いた感があったので

自分の部屋を「カテドラル」と名付け、JAZZ喫茶として認可致しました。

 私にとってのJAZZ喫茶ですが・・・ちょっと考えて次のような条件を満たしている必要がありそうです。

 1.お隣さん等に何の気兼ねなく、好きな音量で音楽が鳴っている事。

 2,部屋に入って30分以内に、その音に依って精神が桃源郷に浮遊できる状態になれる事。

 まあ、大体、この2点がかなえられておれば、私として、そこはJAZZ喫茶を名乗って貰ってもよろしい場所かと思います。

 で、そもそも、何でJAZZが気持ちよいのかというお話なんですけれども、私なりの言い方を致しますならば、そこには日常にない「必然の美」が漂っているから・・・という事が出来ます。ちょっと、考えてみて頂ければお分かりになるかと思いますが、我々の日常というものを俯瞰しますに、ここはまさにこうでなければならない必然に満ちていると感じる時間と言うのがどのくらいあるでしょうか?全く、そんなきっぱりとした、心地よい、爽やかな、いとうしい時間などというものは、そうそうありはしません。よね?でもJAZZにはそれが有るのでございます。はい。

 いえ、むしろ、そのいとうしい必然があるんだと気づくというところにJAZZへの覚醒が有るのでございまして・・・・。ええ、ですから、人がJAZZ好きになるってえのは、それこそ、一瞬の事件なのでして、これ、あらゆる偶然が合致する交通事故と同じで、言葉を換えればある時、いきなり花粉症になっちまった・・・というのと変わらん事件なのでございます。

 それまでは、あの、一聴して出鱈目な(基地外の様な)音の奔流としか聞こえなかったものが、え?、気が付いてみればなんだか、例えようもない美しい必然の音律の大洪水・・・っと感じられてしまう一瞬が訪れるって事を意味するのであります。

 だから。これ、立派な覚醒なのであります。

ちょっとテンションのかかったバスドラム系の音や、ビロビローんとした

コントラバスの低音が響いた時に、少し「締り」が欲しいかな・・・と思ってスピーカーBOX内部を角材で補強し、吸音材もその周囲に奢りまして・・・しばらく放置しておったらば・・・。

何とも、私としてはこの上を必要としないすんげえ音に変貌してました。

あ、その前に、その変貌の土台を作った出来事がありまして・・・。

それは、写真をみてすぐ気が付く人はまずいないでしょうが、あの、清水の舞台から飛び降りたつもりで導入したラックスマンの高級SACDプレーヤーを諦めて、それよか、ずっと旧式の、デンオンの最高級CDプレーヤーと入れ替えたという事件があったわけです。そうしましたら何と、JAZZという、元々ガチ古い音の入ったCDを再生するのに、相性が抜群に良かったわけです。音が生き生きと踊り出しました。これはDENON DCD3500RGというプレーヤーを、まるで新品のような状態で売りに出していた小売店の力によるところが大きいのと、最初からめちゃめちゃ再生能力の高いのを知らしめてくれていたラックスマンのパワーアンプの存在が圧倒的に大きかったと思います。この組み合わせで聴いてますと、何でか、なんか機器同士が電気的に融合してきて(そんな事あるのか知りませんが、ちょっとオーデイオあるあるっぽいかな?)、日に日に音がこなれてきていました。

そんで、もう、満足しなくちゃならんのを悟った、というか、すっかり満足してしまった私はこの、ステレオシステムがある部屋を、我が家のJAZZ喫茶、その名も、音の荘厳建築というくらいの意味で「カテドラル」っと名付けたのでありました。

そのうち看板も制作したいと思います。はい。さっき、ロンカーターのベースを、隣に寝ている病気の母に聞かしてましたら目を丸くしてきょろきょろしてましたが「やめれー、ばかたれー」とはおしゃっておりません。

 

僅かずつながら水漏れが発覚した。

水道メーターのパイロットが止まってないのに気が付き、カメラの時刻を合わせておいて、ほぼ一時間の時間差で撮影・・・

これで見ると・・・一時間の間に12リットルもの貴重な水が漏れだしている事になりゃせんか?

漏水箇所の特定は困難だ。家じゅう調べたが、庭も車庫も調べたが、どこも異常はない。不自然な

溜水も・・・。

この通路を狭くしているゆずの木に罪を擦り付けて切ってしまうという荒業も考えたが、それでは何も解決はしない。

しばらく様子見だな。。。