前回のブログ 「インナーチャイルドという分離2~統合したら手放す」 の続きとなります。
当ブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
天眞音・クルール (アマネ・クルール) 今野眞樹子です。
今回のブログにて、「インナーチャイルドという概念は分離だよ~!」 という内容で綴っておりますが、これはいつかのタイミングで綴ろうと、随分前から考えていることでした。
プロセスとして必要なのは承知しておりますが、「その先」 があることを伝えていなければ、分離のままになってしまいますし、「インナーチャイルドも私じゃん?」 という思いがあったからなんですけどね。
とはいえ、初めは何故このタイミングで綴っているんだろう?と、我ながら少々不思議に感じておりました。
これまでも何度か、自分の内側に向き合うこと・分離している内側を統合することについて綴っておりますから、なぜ今このタイミングで再び?と、私としては少々謎でした。
分離と統合の両方を知る
まず感じたのは、現状では自分自身を分離させた状態のままの人が、一定数以上いらっしゃるんだろうな…ということ。
まあね、面白くもないし少々しんどいプロセスだって、潜在的に知っているからこそ、向き合いたくない・着手したくないという氣持ちも、分からなくはないのですけどね。※私自身も経験してきたことだから。
でも、そこに向き合わない限りは、進化 (神化) もなければ変化もないですから。
”変化をしない” という選択を取ることは、停滞ではなくって後退を意味するんですもん。
もちろん、最終的には一人一人の自由意思に委ねられることではあるんですが、それは同時に 「宇宙の摂理」 の真逆の在り方になるから、だからこうやって何度も伝えてきているのだと思います。
世話焼きおかんレベルの、親切だし愛なのですよ笑
魂の成長を無視して、安易に楽な方へと流される選択をしている現状と流れを、どうにか変えたいのだろうな…とも思うのです。
魂の成長のためのプロセスは、確かにしんどい様に感じるかもしれませんが、いっぺんでもそこに向き合って、ステップを一つクリアした時の達成感といいますか、お題をクリアした時の状態を体感したら、「ラクになるというのはこういうことか!」 って ”分かる・氣付く” 筈ですからね。
切り離した世界から、調和の世界を取り戻すためには、他の誰でもなく、自分自身が決めて行動し続けるしかないんですもん。
そして、分離と統合・その両方を知ることもまた、プロセスの一つでもあります。
中庸を捉えるプロセス
幼少期からこれまで、”イイコちゃん” で居よう・在ろうと過ごした期間が長い人ほど、ダメな自分・出来ない自分・(誰かの) 期待に添えない自分・腹黒さのある自分…などに対して、その部分を否定したり認めず受け入れず、責めがちなんですよね。
また、そのプロセスを超えて、今は責めたりしない人でも、疲れて来たり氣持ちが落ちてきた時ほど、昔のモードに戻りがちといいますか、振り子のように揺れ戻しがあるものです。
分かりやすく 「陰と陽」 で例えますが、振り子って、そのどちらかに振れているから、重力によって下に引かれて、反対側の極へと向かって位置エネルギーが一番高いところで減速しながら一旦止まり、また変態側の極へ向かって…を繰り返して、そのうち真ん中で止まります。
この真ん中で止まっている状態が、「中庸」 であり、物事の捉え方で言うと 「事実」 になります。
※画像は みゆちゃんのブログ よりお借りしております。
事実って、個人的な感情や思い込み・囚われ等が含まれていない、とてもフラットな状態でもあります。
陰極まれば陽に転ず。
陽極まれば陰に転ず。
中庸を取るためには、そのどちらも物事の理 (ことわり) です。
そして、陰と陽・その両方の ”極” を知ることで、初めて 「あ、ここが真ん中なのか!」 って分かる・氣付くことにもなります。
両方の ”極端” を知っているからこそ、真ん中も取れるし、客観的な視点で、今の自分がどこの立ち位置に居るかも分かるようになります。
そうすると、いつでも真ん中・中庸に戻りやすくなるんですよ^^
揺らぎの幅も少なくなりますから、心情や感情的にも随分とラクになる筈です。
揺れ幅か大きいほど、感情や心が不用意に・大きく乱されるということでもありますから。
※これは感動しない…ということとは、意味合いが違いますよ、念のため。
言葉を換えると、落ち着いて見える人は、中庸に居続けるために出来ることをしているとも云えます。
そういう人を見ていると、傍目には揺らいでいないようにも見えますが、そうではなく 「微細な揺れ」 になっているだけです。
なぜなら、人は常に揺らぐ存在だから。
それが魂の学びでもあるし、感情を味わうために必要でもありますからねぇ。
そうやって真ん中を取っているんですよ、自らの意志で。
さらに中庸の状態はリラックスしているので、無駄な力を使わない (変に力まない) し、パフォーマンスとしては一番発揮できる状態でもあります。
天と地と繋がりやすい状態。
統合された中庸な状態の 「自分自神」 と繋がっているからです。
ミクロとマクロの型出しを体感する
分離したものを統合する体感はそのまま、宇宙の在り方にも繋がっています。
マクロで捉える宇宙とか魂の在り方を、ミクロで捉えやすくするために体感しているようなものです。
大元の魂・今回は 「みなもと」 と表現しますが、例えるなら大きな水の固まりのようなものです。
そこからたくさんの滴が、一人一人の魂として 「分離」 していくワケです。
分離した滴の一つ一つが、あなたであり私であり、一人一人の人生です。
だけど元々、そのたくさんの滴たちは、ひと繋がりの大いなる ”みなもと” で 「統合」 されていた状態です。
つまり、人という存在・そのものが、大いなるみなもとから 「分離」 されている状態だということ。
その状態を知ること、体感すること、味わうことも、併せて伝えたいのだと感じます。
まずは 「ワタシ」 という存在を統合することは、”みなもとのひと滴” を体感するための最初のステップであり、必要なプロセスでもありますからね。
本文末になりますが、以下を追加いたします。
今回は過去の私自身が分離してきた期間を長く過ごしてきたので、そこに倣って説明も含め綴っておりますが、そもそも 「分離していない人」 という人もいらっしゃいます。
外側に見せている自分と、内なる自分自身に、そもそもの乖離がない状態の方です。※特に日本では少数派です。
そういう方は往々にして、多数決でいうところの 「大多数」 からは、変わった人とか理解できない…なんていう言われ方をしがちです。
これは単に、多くの人とは違っているというだけのことなんですけどね。
そういう方には、今回の内容は必要ないかもしれませんが、自分の周りにいる人たちの言葉や行動のパターンを知るために、有効な判断材料になるかもしれません。
必要に応じて取り入れ・活かしていただけたらと思います^^
※両方の「極」を知っているって、実は強みでもあるんですよ。知ってしまったら、真ん中の位置は分かりやすいんですもん。だから出てくる感情を否定したり亡き者にする必要はありません。もちろん、その感情の出しどころ・表現の仕方は意識する必要はありますが、感情そのものに善も悪もありませんから。無理やり真ん中・中庸であろうと自分を抑え込むことをし続けるのは、そもそも「統合」の前段階でもあります。「こんな自分は出しちゃダメ!」ってジャッジしているんだもの。
いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます。
どなた様も日々の生活をイキイキと、心穏やかにお過ごしくださいますように…☆
【まとめ】 過去のメッセージ・リンク集
■ ひと言メッセージ (678件)
■ チャネリングメッセージ (423件)
■ (オラクル)カード・メッセージ (196件)
■ 新月・満月のメッセージ (40件)
※各件数は、2022年1月1日現在参考。
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