ランダムに・氣まぐれに。
本日も、私の心に降ってきた言葉やエネルギーを、お届けいたします。
当ブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
Amane-Couleur（アマネ・クルール）眞樹子です。
今回、キーワードとして受け取っている言葉が二つありまして、前回は 「和光」 という言葉について綴っております。
さっそく 「二つ目のキーワード」 について綴ろうかと思っていたのですが、前回ブログの画像下でちょこちょこっと 「時を刻む」 が隠喩になっていると記載しました。
和光…智慧あるものとして生き、光を放つこと について、時間という概念も鍵になっているようなので、2つ目のキーワードの前に綴ってみます。
和光
（時を刻む※時間という概念）
【私の所感】
和光という言葉を受け取って、「和合じゃなくって？」 という感覚の次に思い浮かんだのは、「銀座和光」 でした。
えぇ、我ながらベタだなぁと思いましたけどね…笑
画像のようなイメージが浮かんだときに、私的にやはり印象的だなぁと感じるのは、本館の時計塔です。
そこからは連想ゲームのような流れで、
和光 ⇒ 銀座和光 ⇒ 時計 ⇒ 時間 …という感じに思い浮かびました。
時計 から 時間 のイメージ転換の中で思い浮かんだのが、鎌倉時代の禅僧 （曹洞宗の開祖） 「道元」 の言葉でした。
そもそも道元の言葉に辿り着いたのは、日本酒のとある銘柄の名称・由来を調べたことからなんです。
「而今 （じこん）」 というお酒があるのですが、その 「而今」 という言葉の意味が分からずに調べた際に、道元の言葉に辿り着いております。
因みに 「而今」 は、木屋正酒造さま （三重県名張市） の日本酒でして、”過去に囚われず未来に囚われず今をただ精一杯に生きる” という意味を込めて命名したそうで、実際に純米吟醸の裏面ラベルにも記しています。※そして旨いっす！←いや、そこは聞いてない…汗
しかも、酒造りに専念したいので、小売販売・酒蔵見学・試飲などの店頭業務はおこないません…という徹底ぶり。※ご安心ください！全国の特約店で購入可能です。（あぁぁいかん、日本酒熱が過ぎる…笑）
で、少々強引に道元の言葉に戻りますが。
禅語では 「而今 （にこん）」 とも読みます。
以下、道元が遺しているこんな言葉があります。
『 いはくの今時 （こんじ） は人人 （にんにん） の而今 （にこん） なり。我 （われ） をして過去未来現在を意識せしめるのは、いく千万なりとも今時 （こんじ） なり、而今 （にこん） なり。』
上記に対する私的な解釈ですが、「今ここ」 と云うその一瞬・刹那に、過去も未来も内包しているのだから、”今というこの瞬間に、あるべきようで在り、成すべきことを成す” と伝えているようでもあります。
これはもう宇宙の摂理でもあります。
更に道元は、「時間と空間・時間と存在は、常に一つで、私たちの人生は、常に 「今ここ」 だけにある。静止している松や竹などの植物と同じように、人とも時間と空間を構成しているものだ。」 と捉えていたようです。
だからこそ、いつまでも過去に縛られ囚われ思い悩み、未来を憂いて思い煩う、その時間・瞬間を、「今ここ」 の自らの在りよう・出来得ることに意識を向けて、丁寧に取り組むことこそが大切で、それに尽きるのよね。
時間という概念も、目には見えませんが、私たちが存在している限り、その見えない概念を体感し続け、体現し続けます。
時間は過去から未来へと一直線で存在しているのではなく、ループでありパラレルに存在していますのでね。
だからこそ、同じ轍を何度も踏むのではなく、そのループから外れて別のルートへとシフトすることも可能です。
どういう時間軸の中で 「ワタシ」 という時間を生き・活かすのかは、一人一人の意識とその在り方がすべてであり、過去も未来も時空間を自由に行き来し、ある意味タイムトラベルすることも出来るっていうこと。
「コイツぶっ飛んでるな…」 って思われるかもしれませんが、だけどさ、「生きる」 って、そんだけぶっ飛んでる凄いことなんだもの、しょうがないのよね笑
それを自覚してるかどうかの違いだけ。
「ワタシ」 という存在を生き・活かし、時間という概念・時空間を超えて存在できるのは、一人一人の在り方次第であり意識次第とも言えます。
「時間」 という概念を通じて、自らの存在と意識を ”意識する” こと。←ややこしい言い方だけどw
刹那を丁寧に生きることは、そのまま、久遠の時間を生きること、そして 「智慧あるものとして生き、光を放つこと」 へと繋がります。
以下の過去ブログにも、リンクしている内容です。ご参考まで。
和合ではなく…？３～「和同」（心に降りてくる言葉） へと続く。
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これはあくまでも、私の所感の一部。
メッセージをどう感じて受け取るのかは、いつでも！一人一人の手に委ねられておりますよ。
※時間って、絶対的であり相対的でもあり、どちらも内包しているもの。だから24時間という時間も、人によって・時と場合によっては長くも短くもなる（感じる）ものです。どちらか一方ではなく、その両方を兼ね備えている時間にたゆたう存在である私たち一人一人も、いろんなものを綯い交ぜに携えることが出来るということです。
いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます。
どなた様も日々の生活をイキイキと、心穏やかにお過ごしくださいますように…☆
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