いよいよ最後のトレーニングです。

 

まだ続いてたの!?と思われた方もいらっしゃると思いますが、わたしも同じ気持ちです(笑)

 

 

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(7)カードを並べる

 


 

渡されたカードを、見本とおなじように置きます。

 

ヒルマは難なく完成させました。

 

「すごーい!上手ですね!できましたね!」とほめてもらったあとで、
 

 


同じカードを取って、渡すように言われました。

 

先生はトマトのカードを1枚ずつ取って、お手本を見せてくれました。

 

ヒルマも右と左を見比べながらカードをえらぶと、
 

 


全部集めてから先生に渡しました。

 

本当は同じ絵カードを2枚取って渡すところなのでしょう。

 

それでも先生は「上手でした」とほめてくれました。

 

開始から45分、やっとトレーニングが終了しました。

 

 

今後の課題

 

 


先生は、前回の様子(行動面の問題)ではむずかしいと思われた切りかえが「とても上手です」と驚いていました。

 

いまは3つを聞くことがむずかしいので、今後は『聞く』『聞く姿勢づくり』が課題となりました。

また、ことばでうまく表現できるように、たとえば家で食事のときに

 

「どんな味してる?」とか

「どんな色してる?」などの会話することをアドバイスされました。

 

ここ最近のわが家の夕食が、


ヒルマはipadでYouTubeを、わたしはテレビでHuluを、パパは自室のPCでドラクエをしながら─というように、三者三様であったことを反省しました。

 

(でもこれが、一番おだやかな夕食だったりします・・・)


「このままだとヒルマくんは話しかけられていることに気づけないです。

 

『聞いて』と言ったら、こちらを向いてお話を聞けるようになるのが目標です」

 

 

先生にそう言われ、決意を新たにするわたし。
 

 

▼話しかけても聞いてないネガティブ

 

 

 

犬が「どうぶつ」ではない理由

 

 

帰り道。どうしても不思議なのが「どうぶつ」のこと。

 

どうしてヒルマはを「どうぶつ」と認めないのでしょう。

 

ヒルマが「どうぶつ」と答えたのはサルきりんぞう

 

そして少し考えてから、うさぎ

これはもしかして…


 


動物園に行ったとき、一番最後にうさぎを見たのです。

 

なるほど、犬は動物園にはいないもんね。

 

ヒルマの謎が、解き明かされるのは爽快!

 

 

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