みなさま、こんにちは
まだ、紅葉も楽しめて、お散歩が楽しい季節です
さて、主宰している、東京・表参道イタリア郷土料理ワイン教室ラ・フォルケッタ の、今月は、水の都ヴェネツィア、ヴェネトの料理ワインの会♪
ヴェネト伝統料理は4品、みなさんと一緒につくっていきます
本日のフィンガーフード
イカ墨のリゾット
鱈のミルク煮込み
基本のティラミス
そして、ヴェネトワインは2種
昨日お知らせした、ガンベロロッソ「Vini d'Italia2011」でも、トレ・ビッキエーリに選出された、Vicentini Agostini社の白ワイン、ソアヴェ・スペリーレdocg、IL CASALEにつづき 、食後に愉しんで頂く、ヴェネト州のデザートワイン、レチョート・ディ・ソアヴェを選びました。
実は、私、デザートワイン(甘口ワイン、パッシート)の大ファン。イタリアから帰国する祭、自分へのお土産は、いつも甘口ワインなのでございます日本にまだあまり入っていないし、高いので、自分でがんばって持ち帰っています。
甘口ワインとの出会いは、シチリア島!ワインは、イタリア生活でフツーにあったので、勉強しようとも思わなかったのですが、シチリアのリパリ島に訪れた、島の有名リストランテで出してもらった、甘口ワイン、マルヴァシア・ディ・リパリに感動し、(2006年にリパリ訪問した時のブログ記事はこちら
)、それからというもの、ちょっといいレストランなんかに行くときや、ゆっくりランチをできるときは、グラス1杯だけ楽しみます
ヴェネトは、ワインの名産地。ワインの生産量としてはシチリア、プーリアに続き、第3位ですが、イタリアの一番厳しい規制を受けるDOCG認定のワインの生産量は、イタリア1位なのであります。そのヴェネト州の甘口ワインといえば、レチョート
この名前を聞くだけで幸せ感があふれます♪
生産者は、ガンベロロッソ、「ヴィーニ・ディタリア2010」でトレビッキエーリを受賞した、
生産者 カ・ルガーテ(Ca' Rugata) →カ・ルガーテ社のHP
こーんな美しい畑が広がっています!
カ・ルガーテ社とは、
1900年代初頭から、ソアヴェをつくりはじめている、造り手。ソアヴェ・クラシコの指定区域に多くの畑をもっている造り手で、ガルガネガ種のみで、ソアヴェを作っています。
ガルガネガ種(Garganega)
このブドウから造られる甘口ワイン
レチョート・ディ・ソアヴェDOCG
"ラ・ペルラーラ、La Perlara"
ガルガネーガ 100%
レチョート・ディ・ソアヴェDOCG(Recioto di Soave DOCG)
生産地域、ヴェネト州ヴェローナ県全域、ソアヴェ等
品種 ガルガネーガ種最低70%、ピノ・ビアンコ、シャルドネ、トレッビアーノ・ディ・ソアヴェ・ノストラーノで最大30%
アルコール度数、12%以上、スプマンテは11.5%
法定最低熟成期間 10か月
飲みごろ、2年~4年
1998年に、ヴェネト州で初めてDOCGに認定されたワイン。
レチョート(Recioto)とは?
→レチョートとは、ヴェローナ地方の方言で、「レチア」がブドウの房の上部の日光のよく当たる場所をさし、この糖分の多いブドウから作ったワインがレチョートとよばれるようになったといわれています。レチョートをつくるブドウは、収穫期の数日前に、最高の房のみ選別され、棚の上で4~6カ月おかれ乾燥させる、「アパッシメント」という工程を経ます。その間、「ボトリティス・チネリア菌」という貴腐菌がつき、香り、複雑味が増していきます。小さなオーク樽で発酵され味わい豊かな、素晴らしいワインができるのです。
あ~、レチョートが楽しみでなりません参加される皆様、楽しみにしていてくださいね♪
若干お席もございます。迷っている方、ぜひご参加くださいね
11月は、「水の都ヴェネツィア、ヴェネト州伝統料理とワインの会」 参加者募集中です!
今年度は、入会金もございませんので、初めての方もお気軽にお越しくださいませ。
(男性、初心者も歓迎しております。)
ラ・フォルケッタのイタリア料理留学(トスカーナ州シエナ、ウンブリア、ボローニャ、ソレント、カンパニア州)
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