大雨の中、
埼玉県蕨市の蕨駅から徒歩2分以内、
クレイジーケバブ&アジアンダイニングに行ってきました。
ここで働くシェフのための「外国人相談」の通訳・翻訳ボランティアが主目的でした。
彼は一緒にナワブ松戸で仕事していたので
気ごころが知れています。
私は彼を「板長」と呼んでいます。
昭和の板長みたいなタイプです。
私が卵を片手で割ったら、
「きもちわるいね。(殻が入ったら)きもちわるいね」
両手で丁寧に割りました。
他のシェフが強火かけっぱなしで、
「頭わるいね。क्वथनांक(沸点)知らないね」
ただ逆に問題なのは、料理素人のチェーン店オーナーが「全店共通の味」と出していたりすること。確かにそれで美味しいレシピが出来上がったケースもあります。ナワブのビリヤニは全店共通で美味しいですから。
彼は個々のお客様対応タイプなんでチェーン店は合いません。
2回訪問したお客様の好みを把握していて、
チーズとかトマトとか辛さ増しスパイスとか、
予め仕込んだベースのマサラに味を変えてソースを作って提供していました。
以前、私の息子にビリヤニのおまけサービスで、
ティッカのソース(お客用のバターチキンソースとは別物)
売れ残りそうなカバブを食べやすい大きさに刻んで作って貰ったことがありました。本来のデリー賄いバターチキンでした。
お子さんのお客様用マンゴーラッシー。
甘みを足してちょっとかき氷シロップ。
ビリヤニ常連のお客様が辛いのがお好きだとわかると次回は汗が出るほど。
インド人なのですが、昭和の板長。
私が勤務するとまるで昭和の雇われママさんみたい。
今はバングラディシュ人女性オーナーで本当にママさん。
オーナーの旦那さんは料理人で、たまにお店を手伝うのですが、普段は別の食品関係のお仕事をされているようです。
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この店1階カウンター7席と2階お席(基本予約?)
あとデリバリーと持ち帰り。狭いなあ。
デリバリー結構繁盛していました。
普通、雨だとお客さん来ませんが、
デリバリーは逆にオーダーがあるようです。
大雨なんで、いい画像が撮れませんでした。
てか…元々下手ですが。
お店の入り口。駅から徒歩1分半。
この日は金曜日だったのでモスクに行く人の姿が駅で。
蕨の土地柄がわかりました。
クルド(トルコ国籍)の人が多いのは有名ですが、
やはり中国人が多いし、コリア系も多いし、フィリピンも。
ベトナム、ネパールは、この土地だけでない、
全国的事情ですね。
帰宅して統計を見て注目したのは、留学生の割合。
外国人が暮らしやすい環境なんでしょうね。
それと統計に出てこない帰化とか。
特別永住者は旧植民地コリア、台湾ですが、
はっきり言って「ほとんど日本人」ですね。
この街は、外国慣れ日本人、日本慣れ外国人には、
分かりやすい。
それとLGBTq も
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以前は中国人コックもいたそうなので。
またipadのBGMは私と一緒に数日だけ仕事したお店で、
私がナート(イスラム歌謡)を自分のipadで流しました。
このアイディアは、今そのお店のホール長が自分のipadで、
パキスタンCoke studioというチャンネルやナート、カッワリー(宗教的芸術歌唱)を流して、まるで自分のアイディアのように吹聴していました。
当時、板長「ママさんが社長、見ていないところで仕事していたよね」と一緒に数日だけ仕事したお店のことを言いました。そしてたまたまchama chama と歌う声がして、「今日はjumma jumma(金曜日)ね」と笑っていました。
賄い①
ハリーム味のダル(豆)カレー。※裏メニュー提供しません
おそらくハリーム用スパイスミックスで煮たのでしょう。
やさしい味でした。
デリバリーの「トッピングが選べるサラダ」
カレーとセットでのオーダーやサラダ単品とか?
なぜこれが人気なのかわからないけれど。
大雨、台風の中、デリバリー。お気をつけて。
カウンターに女子大学生
ケバブ持ち帰り。
午前の授業を終わらせて。
少し話しをしました。
ケバブ初心者だとか。
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昼休憩時間に大雨の中、外国人相談に行って帰ってきました。
オーナーの旦那さん、気遣ってくださいました。
台風の中、大変でした。
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お店に帰って。
中国人留学生
が持ち帰りで入店。
お店の前で止まっていました。
「请过来。请过来。请进」(入って入って)
そして、「请坐、请坐、请坐下」(座って)
このお客様、私の中国語、「上手です、上手です」って。
いやわかっているけど、「上手」って、
非ネイティブにいう言葉だからね。
でも、南アジア系料理屋で中国語を話されたら嬉しいよね。
東北哈爾濱出身。日本の文化が大好きで、
将来、故郷で日本料理のお店を出すのが夢だとか。
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お持ち帰り、2人分。
女子大学生、中国人留学生。
オトナだから、そこはスルー…もあります。
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日本人男性のお客さま。
イートイン。
2回目の来店とか。
ジンガ―(ズィンガール)バーガーを私がおススメしました。
↑なぜか「ジンジャー」と間違ってメニューにプリントされている店多数。
板長はコークをおススメしましたが、そこは日本人。
キングスフィッシャービール
(瓶です)をセットで変更。
次回はビリヤニを食べてみたいと。
というか…私が持ち帰って食べたいと言って、
パッキングして貰っているのを見て食欲が出たみたいです。
賄い②持ち帰り チキンビリヤニ
板長の安定ビリヤニ。どの店でも彼の味でした。
3回に分けて味変楽しみました。
この店、アリさん(シェフ)に向いています。彼はデリー出身。ドバイで仕事し、日本へ。日本では、北インド・南インド・パキスタン・ケバブ・アジアスナックと様々な経験が生かせそうです。またお客様に合わせて調理してくれるので小さいカウンターは悪くないです。
アリさん(板長)スマイルって言ったら、やや顎マスク![]()
ドバイ、日本を渡り歩いた板長。バングラディシュ人オーナーご夫妻が良い方なので安心しました。今回は久しぶりに同じ店に定着しそうです。居心地が悪いと喧嘩する前に辞めちゃったり、引き抜きされて約束通りのお給料がでなかったり、いろいろありました。この店で落ち着いて、
ファン
もたくさん作って在留資格もUPしてほしいものです。















