インド国境☆牛の受難 | The sounds☆まいにち知ります・学びます

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最近「まだ仕事しているの?」と言われます。生涯現役教育者でありたい。国際誤解なんとかしたい。様々な生き方を共有したい。こちらに書いている内容はあれこれです。

最近、ほぼ毎日、チャットや電話している日本語翻訳のお仕事をなさっている

パキスタン人男性。同い年です。

日本語だけです。

で、昨日…。

「夕飯は、ビーフミンチとじゃがいものカレーです」

…と。

からはじまって…ミンチを読み落とした私は

「ガーイ アル―」

…やりとりして挽肉に気づいていなかった私に…。

「アル―キーマ」

その後のやりとりが面白い。

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私のほうから

「インドのコルカタでね、面白い風景を見たの。

バングラ人が川を渡って牛を連れて帰ったの」

「それはパキスタンも同じですよ。

インド人が安いお金で牛をパキスタン側に送っています」

「ああ、お金をもらっているんですね」

「だからパキスタンではビーフのほうがマトンより安いんです」

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へえええ。

政治では仲が悪いけれど、民間貿易をやっているんだ。

しかも、バングラデシュ人は牛を誘拐するけれど、

パキスタン人は買っているんだ。

 

「インド人は牛を食べませんからね」

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…厳密に言うとキリスト教徒が多い(約8%)チェンナイとか

プネーやムンバイのようなパールシーの多いところは牛も豚も食べる人がいます。

ヒンドゥー教以外の人口比率が比較的高いところですが。

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知性の高い友達と話すと、調べなおしたりできるから嬉しい。

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どっちにしても、パキスタン国境とバングラデシュ国境を

うろうろしていると食べられてしまう運命にある牛さん。

捕まらないように気を付けましょう。

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しかし…日本の社会科の教科書にある

「インドでは牛は神聖な動物」という記述…いらない。

 

 

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野菜だね。