同じ民族でも読み間違えることがある | The sounds☆まいにち知ります・学びます

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同じ民族でも読み間違えることがある
ずっと以前のことなのですが、日本人と結婚したあるかたが教育のために数人の若者を日本の高校に入る支援をしました。
寮がある学校なので日本人生徒とも同居し、その子たちは日本の文化に馴染んでいきました。
その子たちが成長して日本の大学・専門学校に進学しました。
支援していたかたは上京してきた若い子たちのために中古のアパートを1軒借りました。
この民族は「個人主義で放っておいてほしい」から他の民族のように大騒ぎしてご近所に迷惑をかけることもないだろうと。
このかた当初は全部出してあげるつもりだったそうですが…光熱費の請求書を見てびっくり!!
理由は一人一人料理し、一人一人使い放題でシャワーを浴び…さらに夏には一人一人部屋で…空調とまではいかないけれど、それに近い家電を取り付け…。
このかたは日本で寮に入っていたから、協働でご飯を作って、共同のシャワーを順番で決めて使い、助け合いながら暮らすだろうと考えていました。
日本が長かったので、3年間、日本で生活すれば、生活習慣も日本に合わせるだろうと。
さすがに光熱費のためだけでもバイトしてほしいと。
支援の条件は全部持ってもらえるということではなかったのかと反発しつつも、バイトも体験。年月が経った今、この子たちはすべてを理解できたようです。
そしてバイトをしたこともいい経験でしたとのことですから。
日本のみなさまで読み間違えて「しまった!!」と思うことも多々あると思います。
このように同じ民族であっても読み間違えがあるのですから、読み間違えがあって異文化理解・自文化理解ではないのでしょうか??