インド・ジャンムー&カシミール州女性首席大臣誕生 | The sounds☆まいにち知ります・学びます

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私より1コ上の女性。今一つカナ宛てに自信がないのですが、メフブーバ・ムフティーさん。カシミール大学法学部出身、お父様も政治家です。

現在、インド地方自治の女性トップは4人。
西ベンガル州のマムタ・バネルジー姐1955年生まれ。
グジャラート州のアナンディバン・パテル1941年生まれ。
ラジャスタン州のヴァシュンダラ・ラジェ1953年生まれ。
タミルナドゥー州のジャヤラティター・ジャヤラム1948年生まれ。

インド最初の女性首席大臣はウッタル州のスチェタ・クラプトニ。
彼女の場合、自由運動の担い手であり、夫との協働の活動への評価でしょう。

中国・パキスタンと非常に厳しい国境問題を抱えるカシミールなので、
女性首席大臣であるだけで強面にならない良い面があると言えるでしょう。

◆日本と比率的には似たり寄ったり…でも倍の人数
現在、日本の都道府県知事で女性はお2人。
北海道と山形県。
インド29州と直轄地7。
両国ともそれほど多いとは言えません。
しかも、両国とも親族に政治家がいて、「地盤」ありきといえるのではないかと。

彼女の娘さんたちにインタビュー。
お子さんはおふたりのみで、息子さんはいらっしゃらない。

◆やっと彼女を担ぎ上げることができた…という多くの記事
たぶん…彼女はトップに立たない、または立ちたくなかった、ということを匂わせる記事が散見していました。それもどこまで本当かわからないのですが、就任の宣誓を観てるとウソでもなさそうな雰囲気があります。

※ジャンムー&カシミール州 インドでもっとも難しい州
パキスタンと中国領チベットの国境に接しており、宗教もイスラム・チベット仏教(ラダックやザンスカール)・ヒンドゥとシク(ジャンムー側)と多様。


*個人の感想ですが…たとえば、ラダックやザンスカールの人たちは基本チベットだけど、「おれ中国人になりたくない」…イスラムの人は「パキスタンに属するのが本当だけど、あの国ヤバいから危なくないインド人でいいよ」といいながら、ある意味密貿易も盛んです。