息子が引きこもり始めてから2年間は仕事を辞めなかった私は、心身ともにぼろぼろの状態…職場の健康診断で血便が出てしまい、大腸検査を受けることになりましたショボーン


検査を受けた病院は総合病院。

順番をベンチで待っていると、救急車で運ばれてきた方が検査室に入り、そのご家族の方が私の側に座りました。

 

おばあちゃんと、10代くらいの若い男の子、そして中年の男性が時間差でやってきました。

 

運ばれたのは20代くらいの引きこもりの子のようです。

 

その場は緊張して、シーンとしていましたが、おばあちゃんがポツリと言いました

「〇〇は小さいころからとっても優しい子なんだよ。優しすぎるから苦しいんだよね」

 

それを聞いた中年の男性が、おばあちゃんのそばを離れて、私の方に近づいて座り、男の子を隣に座らせ、話し始めたのです。

話の内容からすると、若い子は運ばれた子の弟。中年の男性は叔父さんのようです。

 

「あのな、ああやっておばあちゃんは優しい子って言って◯◯を守ってるつもりかもしれない。

でも、だからといって自死をしていい理由になんてならない。

 

これからお前が社会に出るとき、仕事を選ぶことになる。世の中にはいろんな種類の仕事がたくさんあるんだよ。

俺はな、どれが自分がしたい仕事かわからないまま、就職を決める必要ないと思ってるんだよ。その前にできる限りいろいろな仕事を経験した方が良いんだ。そもそも俺は30才まではそれで良いって思ってるよ。

30になって家庭を持つ頃になってから、これだっていう仕事を見つけて就職しても遅くない。

それまではアルバイトで良いから、いろんな仕事について、たくさんの人と出会ってたくさんの経験を積ん欲しい。

 

俺は今社長してるけど、いっぱい経験を積んだ子を選ぶよ。今の話わかるか?」

 

若い子も黙って聞いていましたが「はい、わかりました。」と答えていました。

 





私と息子は私の実家によく行きました。

日光を浴びさせたくて、運動をさせたくて、家族以外の人と話が出来る場所が、田舎にある実家でした。引きこもってる息子の機嫌がいい時に誘ってみるのです。両親が何も言わずに受け入れてくれるので、私にとってもホッとする場所でした。

 

だからこそなのか、私は実家に行くと緊張が緩み、余計なことを言ってしまい、怒らせてしまうことがありました。一度だけですが、キレた息子は、怒鳴り声をあげながら私の車に椅子を投げたことがありました。

 

そのとき母が言ったのです。

「〇〇(息子)は本当は小さい頃から優しい子なんだよ。」と。

 

確かに家族の中で一番優しい。

家族にでさえ、言葉を選んで話し、黙って手を貸す本当に優しい子です。ちょっとした言葉に傷つくし、気を使ってすぐに疲れてしまうほど繊細です。

 

でも、本人も周りもそれを今起きてることを言い訳にしてはいけない。


だから外に出れない?

だから、学校に行けない?仕事できない?

そういう人には優しくしてあげる、許してあげるべき?


そんなの、本人も望んでないと、私は思います。


いつだって

だれかの役に立ちたい

喜ばれたい


自分の価値を自分で認めたい


生きてる理由を知りたい

生きてる喜びを味わいたい


それは

誰もが持ってる部分

人一倍求めているだけ


できなくて、情けなくて

暴れてしまうほど自分を許せないのに

周りが許してあげたら、余計に辛い

怖がらないで向き合うのが愛だと思う

ただぎゅっと抱きしめてあげて

傷つけないでと言えば良かった

そういう大人が側にいれば救われるのではないでしょうか




社会に出ればいろいろな人がいます

嫌なこともあるでしょう

もちろん良いこともあるでしょう

そして失敗もするでしょう

できて当たり前

できない自分を責めてしまうかもしれません

でも

怒られたって失敗したからって

それで終わりじゃないんですよね

学校も仕事も、そこだけが居場所じゃない


そこに自分を見てくれる、大切にしてくれる人がいれば頑張れる

その仕事が面白くて、やりがいがあるなら頑張れる


でも

この仕事が違うと思ったら

もっと自分が喜べる

自分がいることで相手が喜んでくれる場所があるかもしれないから


私は職を変える、居場所を変えるのはありだと思う

それが若ければもっと自由に、ワクワクを基準に仕事を見つけて良いと思います


自分に言い訳しないで、本当にやりたいことに何でも良いからチャレンジして欲しい


あの病院であった社長のような人は、学歴ではなく人を見てくれるでしょう


その人のルーツを見てくれるでしょう


そんな方が今、増えてるような気もしますおねがい


なので、将来の心配より不安より

怖がらずにたくさん経験して、世の中を自由に見て味わって欲しいです


私はたまたま居合わせて、この考え方にすごく救われました爆笑


今も時々思い出しています♪


名も知らぬ社長、ありがとう!!