「ねぇ、お父さん。」

 

「エアコン壊れた~。」

 

「えぇ!?せっかくの休みに。。。」

 

次の週。

 

「ねぇ。電子レンジ壊れた。」

 

「何で先週言わなかったの?」

 

「だぅて、壊れたんだもん。」

 

次の週。

 

「ねぇ?」

 

「また?」

 

「うん。電気つかないの。」

 

「それは、先週でも言えたでしょ?」

 

 

 

 

ちゃん。ちゃん。 

 

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*物語はフィクションです。*

 

なぜか、電化製品は土日に壊れる。。。

 
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かつて私の元に訪ねた原住民はテレビを指差しこう言った。 

 

「あの動く箱は何だ?」

 

と。

 

「狩はどうしてるんだい?」

 

「誰がご飯を作るんだい?」

 

質問の山。

 

当時の私の生活は家でのんびりとテレビを見ているものだった。 

 

そう、彼らにとってみれば一日中箱を眺める妙な人。

 

そんな私に彼らの族長は言ったのだ。

 

「あなたはちゃんと現実の世界を見た方がいい」

 

と。

 

今ではどうだろう。

 

彼らの言う箱は世界中に散布され、

原住民のフリをしている人の方が多い。

 

かつて、私に現実を見なさいと言った族長でさえもテレビに釘付けだ。

 

そんなTV番組を見ながら私は金魚に餌をやった。

 

さて、どこからが私の世界でどこまでが私の管理できる世界なのだろうか。

 

 

 

 

 

ちゃん。ちゃん。 

 

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*物語はフィクションです。*

 

箱の世界に広がるは自分の世界のみ

 
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ある日、先生が言っていた。

 

「この世の中に希望がないなんてことはない」

 

と。

 

先生は何もない貧しい農村で生まれ

街にやってきたときに車や人々を見てこう思ったそうだ。

  

「都会だ!街だ。ここには夢や希望があちこちにあふれている。」 

 

と。

 

俺はそう思わなかった。

 

「街だ。」  

 

夢?希望?どこにそんなものがある?

 

ここにあるのは先人達がつくりあげたルールと規則。

そして、これ以上進化のしようのない土地しかない。

 

俺は都会を出て田舎に走った。

 

そこには希望がある。

 

「何もない。」

 

 

そう、ゼロからつくれる希望がそこにある。

 

零は希望である。

 

  

 

 

ちゃん。ちゃん。 


 

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*物語はフィクションです。*

 

砂の城を壊したいと思う乱暴な気持ちは零が欲しいのかもしれない。

 
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