ついに手に入れた。

 

ついに手にしたぞ!

 

禁断の箱を。 

 

選りすぐりのジャガイモからつくられた最高の一枚。

 

一口さくっと・・・


「こ、これは・・・・。」

 

口に広がるその味は

 

オニオンと滑らかなチーズの奏でるハーモニー。

 

そう、普段口にする100円のものとは違う。

 

違いすぎる。

 

ん・・・なんてことだ。

 

なんてことなんだ。

 

こんな。


こんな世界が存在するなんて。

 

俺はこの一枚に100円出してもいい!

 

時間をかけてゆっくりと味わってもいい!

そんな確かな出会い

 

「・・・ねぇ、アンタ、ポテトチップ食べたのはじめて?」


「ん?あぁ、これ美味いな。」

 

俺の感動をよそに

マキは

 

「あ~~ん。」

 

まとめ食いしやがった。

女の心には住まわない女神が

男の心の中には住んでいる。

 

ひとりだけ、

たったひとりだけ。

 

ずっと、思いを寄せて。

 

それこそ、世界で一番美しい詩の中に登場するような女神。

 

絶対にそんな人はいない。

 

彼は語らない。

今付き合っている子には悪いからって。

 

でも、心に住まう女神をいつもどこかであがめてる。

 

浮気とは少し違う。

神様だもの。

 

彼女は脂肪でくびれが埋まることもなければ

彼に優しく甘い言葉をかけることもない。

 

それでも、彼は女神を慕う。

触れるのもためらうようなその女神に。

 

もし、彼女が現れたのなら

あなたは私のもとを去るのだろう。

 

相手は女神だから。

あなたは必ず惹かれる。

 

あなたは語らない。

 

心の女神を。

 

それでも私は知っている。

 

心の女神を。

 

それだけ、あなたを見つめてきたから。

ある日、井戸の中のカエルくんはバッタくんにこんなことを言われました。

 

「お前はこの井戸の中で一番大きくて俺たちを食うけれど世界にはもっと広くて大きな奴がいるんだぞ!」

 

と。

 

するとカエルくんが言うのです。

 

「何?そうなのか?じゃあ俺は世界を旅してどれだけ他の世界が広いかを見てくるぜ!」

 

そう言うと、旅に出てしまいました。

 

数ヶ月後

世界を旅したカエルくんはバッタくんに言うんです。

 

「世界は広かった。」

 

そうだろうそうだろうとバッタくんが言うと

カエルくんがつづけて言うのです。

 

「となりの井戸の猛者たちはすごかった。」

そのまた隣の猛者も。そのまた隣の隣の井戸のカエルも。」

 

「うん?カエルくん。世界には牛とか馬とかもっとおきな生き物がいるんだよ?」


するとカエルくんはこう返すのです。

 

「俺たちは井戸の中のカエルだ。だから見比べるのは井戸の中だけでいいんだ。」

 

 

 

世界を旅しても

カエルの見ている世界は

井戸の中だったのです。

 

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人にも同じようなことが

言えるかもしれません。


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