「ニャム クランレベルが7になったそうぢゃの」
「慌ただしい中で 何時の間にって感じだった」
「ニャム 振り返ると どうぢゃ?」
「うーん・・・ クランルールがあったから 特に困る事はなかったと思う」
「ニャムニャム 相反する異なる考えの人間が同じ目的に集まる これを華厳という」
「華厳? 俺には まだまだな気がする・・・」
「ニャム 例えば 闇は完全に消えない 光が満ち足りてもぢゃ そして善は悪に慈悲を与える」
「そうなの?」
「では どうなるか? 最後に光と闇は絶対的規律 神になろうとお互い協力しはじめる」
「そ そんな事がありえるのか!?」
「過去に一度 起きた事がある 科学ではビッグバン 仏教では華厳荘厳世界海といふ」
「ビッグバンが!? では 何故 また宇宙が生まれたんだ!」
「完全なる善は 完全なる悪を知る為 神に請われた 逆も然り」
「また 繰り返しになるのか・・・」
「ワシ等次第ぢゃ・・・ 上にあるものは下に 御玖莉よ クランレベル10になった時 魂で感じるぢゃろう」
「うーん とりあえず 期待してる」
つづく