釈迦の子育て論 其の弐 | みぢから

みぢから

真・女神転生IMAGINEの
ケルベロス世界で活躍するクラン御力の活動記録です。

前回のあらすじ


天上天下唯我独尊を解き明かした御玖莉、それは釈迦の子育て論でもあった。

道灌の命により、捨て子の育児を託されました。


総本山


みぢから


オギャー オギャー


「おー よしよし・・・ ではなくて どうなされましたか?」

http://ameblo.jp/amakatz/entry-11578076128.html


「いいぞグッド! お腹も空いてなく おしめの交換もしてあるのに 泣くのはどういう事だろうか」


「うーん・・・ 皆目見当がつきません・・・」


「論より証拠 外に出よう」


「お お兄様!?」


ウエノ 総本山前


みぢから

オギャー オギャー


「悪魔が徘徊しているが ここいらなら大丈夫だろう なるべく人工物がないとこがいい」


「夜とはいえ まだ暑苦しいですね・・・・」


「古来より 泣き相撲ってあってな 泣く子が良く育つと伝えられているが 半分正解」


「では 残りの半分は?」


「赤ん坊の泣き声は 潜在意識を通して自然界に対して 自分の育つ環境を整えよと命令している」


「そ そんな事が・・・・」


「俺じゃなくて釈迦が説いてるんだけどなw」


スー スー


「あ 泣きやんで眠ったようです・・・それに幾分 涼しくなった気が・・・」


「この荒廃した世界でも 天上天下の王の言う通りになるとは不思議だ・・・」


「私はお兄様の・・・いえ 何でもないです」


つづく