前回のあらすじ
間人と美らの両親が、お白石持ち行事参加の為、
二人で留守番となりました。
間人宅
「くっち~さびたんたん♪」
「こういう時にしかお寿司食べれないから 留守番もいいものだ」
「うん ところで背筋の凍る話・・・お父さんに話すの?」
「いや どうせ話ても無駄だよ あっちの世界も信じないし」
「そう でも私は お兄ちゃんの話を信じる!」
「まずは聞いてからな・・・ 伊勢神宮の御神体である生命の樹が杉ではなく松である事」
「松科やっさね!」
「松の右 ムは私利私欲を意味し八は地中深くへ上から覆い 更に聖なる光を放出する意味なんだ」
「実際に見たから あり得るやさ!」
http://ameblo.jp/amakatz/entry-11511912909.html
「実は これはとても恐ろしい魔術なんだ・・・古代 生命の樹を逆さにしたクリフォトの樹が それだ」
![みぢから](https://stat.ameba.jp/user_images/20130812/17/amakatz/7f/43/j/t02150300_0215030012644450085.jpg?caw=800)
「逆さにするとどうなるの・・・?」
「さあ・・・人間の欲望が地球上に噴出するのかも・・・古代より御柱は見せてはいけなかったからな」
「考えただけで怖いやっさ・・・ でも宮大工の御先祖様って凄かったんだねヾ(@°▽°@)ノ」
「宮大工と言えば 榊ってあるだろ? あれは御神体を逆さにするなって封印の意味がある」
「うーん 普通の人は そんな発想はでないと思うやさ」
「神棚のお札の前にある鏡・・・本物の八咫鏡は たぶん上下逆に映す鏡だろう」
「あー! 鏡は普通左右逆だけど 榊がつくなら納得やさ それに八もつくし
」
「ふ・・・御名答だ どうだ 背筋が凍ったろう・・・?」
「全然・・・背筋が凍る程では・・・あっちの世界に慣れてるし・・・」
「チェ・・・まあいいか 話しして暑くなった アイスでも買いにいこうか」
「行こう! 私はゴリゴリ君シークワーサー味」
つづく