ナカノ 新宿バベル下口
「配達終了っと 早く帰らないと」
「ん・・・歌声が聞こえる・・・ハーピーか? いや あれは・・・」
抱きしめて 抱きしめて 深き川は血に褪せ
箱舟に 娘乗せ 遥か 彼方 見送る
後風(ローマ軍)が呼びこむ この岸
我が子等を 森に戻そう
時経てば 血を流す暮れに
彼の者は 思い出すだろう
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パチパチパチパチパチ
「素敵な歌だったよ」
「血ッ・・・見たわね・・・・聞いてしまったわね・・・」
「見たも何もそんな目立つ格好じゃあ・・・それにしてもいい歌だったけど悲しい詞だね」
「今のは吟遊詩人バードの元となったケルト人Bradaという女性の詩・・・」
「へえ」
「彼女の最後を詠った抒情詩・・・まさに血まみれの凄惨な情景が浮かぶ」
「俺は元自衛・・・おっと 昔の戦争は否定しない」
「本来なら詞聴料を取るべきだったけど プライベートだから許しましょう」
「し 詞聴料!?」
「貴方・・・デビルバスター?」
「俺は頼候 アームズメイカーで 第三ホームの武器屋を手伝ってる」
http://ameblo.jp/amakatz/theme-10061021630.html
「あらそう ならお金持ってそうね 私は血鶴 機会があったらまた逢いましょう」
「まあそれなりに・・・(怪しげな女性だ・・・俺も人の事を言えないが・・・) 今後ともヨロシク」
つづく