世界の片隅でアイを叫んだ者 | みぢから

みぢから

真・女神転生IMAGINEの
ケルベロス世界で活躍するクラン御力の活動記録です。

文化祭 2日目


ミス八高コンテスト


みぢから


「では最後に伊奈利這子さん」


(何を聞かされるのかしら・・・(@Д@;))


「同級生の伊奈利君をどう思いますか?」


「え...」


「あ・・・そ・・・その・・・」


(言ってあげなさい 心の声を聞くだけでなく 形に現しなさい)



「あっあの!・・・いっ今まで・・・男の人とか付き合った事がなくて良く判らなくって・・・」


「男の人は・・・みんな・・・私の家柄で見てて・・・」


「伊奈利君は・・・転校生で私の事知らなくて普通に接して・・・知ってても態度を変えなくって・・・」


「でっ でも! ほんとは・・・そんな壁や距離を作ってたのは実は私の方で・・・」


「テレビの・・・普段の生活で接してるうちに彼はその壁を取り払ってくれて・・・」


「一緒にいて・・・判ってきたの・・・こっ これが・・・人を想う・・・気持ちなんだって・・・」


「・・・きです・・・わ・・・私は・・・」



『私は伊奈利君の事が好きです!!』



「言っちゃった・・・」


・・・・・・・・


おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!


ワァァァァァァァァァーーーー!!!


キターーーーーーーーーーーーーッ!!!


きゃーーー!素敵ーー!!


ヒューヒュー


「いっ 言っちゃった・・・言っちゃった いいの・・・言って良かった・・・」


おおっと ミスコンテストが告白イベントになってしまいましたぁーーーー!!!


「本人の伊奈利君にも聞きましょう」


「え・・・? あ・・・俺でよければ・・・付き合います」


ここでカップルの生誕です 皆さん割れんばかりの拍手で祝いましょおおお!!


パチパチパチパチパチパチ


アップ這子の聖母コミュニティが上がった!! アップ


這子は愚者のペルソナの召喚と合体が可能になった!


天児と特別な関係になった!



ではここで水着審査のため休憩に入ります


「ごめんなさい伊奈利君・・・あんな風に・・・私・・私・・・」


「いいんだよ 俺も伊奈利さんの事が好きだ」


!?




みぢから

我は汝・・・ 汝は我・・・
汝、ついに真実の絆を得たり。

真実の絆・・・それは即ち、
真実の目なり。
今こそ、汝には見ゆるべし。
愚者の究極の力、ジーザスクライストの
汝が内に目覚めんことを・・・


「こ これが・・俺の・・・真のペルソナ・・・」


「おめでとう 伊奈利君」


「伊奈利さんのおかげだ ありがとう」


白鐘さーん 伊奈利さーん


「行かないと・・・」


「逃げよう 水着はテレビの中で十分」


「でっ でも」


「恋の逃避行だ」



「う うん!」


つづく