「ヤバイー ヤバイー! 遅刻するやっさ!(+_+)」
タッタッタッタ
「あ~ん 自転車はパンクするし朝練は欠席するし悲運な乙女ヤッサね~」
ハアハア
「こ~んな事ならお兄ちゃんと一緒に行けば良かったヤサ・・・( ´(ェ)`)」
ハアーフー
「あ~でも~ 一緒にいると恋人みたいってだって断るヤッサね」
「さあ 最後の坂道のラストスパ・・・って あれ」
「車椅子の人が苦労して登ってる・・・助太刀するヤッサ!」
「すみませ~ん 登るの手伝うヤサ」
「おう これはすまないね」
「行く方向が同じヤッサ(*^▽^*)」
「フル稼働最大戦速ヤサ!゛(`ヘ´#)」
ダダダダダダダダダダダ!
「おー もうこの辺でいいよ」
「ハァ~ハァ~ 朝練の代わりになったヤサ」
「なんとも元気で優しい娘さんだ お礼にこれをあげよう」
「え? あ~ いいです いいです ついでだったヤサ(;´▽`A``」
「なあに ささいな物だよ」
「ん? これ? 指輪?(・・。)ゞ」
「お嬢ちゃんにとっても似合うよ」
「あー いいです 私こういうの趣味じゃないヤサ(^o^;)」
「なあに『この世界』では役にたたないよ」
「この世界? あ~お祭りで売ってる奴やさね」
ジリリリ
「やばいーー! 遅刻しちゃうヤッサ! おじさん にふぇで~びる」
ドヒューン
「あの娘が・・・ニラヱカナヱの末裔・・・」
つづく