【コンサート】東京都交響楽団@サントリーホール | てるみん ~エンターテインメントな日々~

てるみん ~エンターテインメントな日々~

• ミュージアム& アトラクション
• アート& カルチャー
• 音楽
• 映画
……などについて書いてます

 てっきり「今日の2時間で五大陸の音楽めぐり」かと勘違いしていましたが、どうやら今日はヨーロッパを中心とした音楽でプログラムが組まれていたようです。小品がたくさん並んだ名曲コンサート、楽しい! 人気の曲ばかりとあって、とにかく華やかです。そして、首席奏者たちが大活躍の楽曲ばかり。(今日はコンミスが四方さん、チェロは田中さんで、のぼぉちゃんはお休み)

 

 オペラの曲は、オペラハウスだとオケピからの柔らかい響きに慣れているけれど、コンサートホールで聴くとダイナミック。学生オーケストラでも頻繁に取り上げられる、聴き映えのする派手な曲が続きます。サントリーホールで、プロの演奏で聴くとこれがまた格別。日頃「アマチュアとプロの間には高い高い壁がある」と思っているのですが、プロの面々による「頑張りすぎないけれど派手な曲」というのも良いものです。とはいえ、かなりハードだったようで、最後の曲が終わるやいなや、観客が拍手しているというのに、団員同士で健闘をたたえ合っちゃうのが都響らしいところ。とっても自由な団体です。どこかの高校OBオーケストラみたい!

 

東京都交響楽団
プロムナードコンサート No.385
【五大陸音楽めぐり④ 「音楽の世界遺産─不滅の名曲集」】

【演奏】
指揮:小泉和裕
管弦楽:東京都交響楽団

【プログラム】
ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲
リスト:交響詩《レ・プレリュード》 S.97
ムソルグスキー:歌劇『ホヴァンシチナ』前奏曲「モスクワ河の夜明け」
ハチャトゥリャン:バレエ音楽《ガイーヌ》より「剣の舞」「バラの乙女達の踊り」「レズギンカ」
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 op.34
ビゼー:《アルルの女》組曲第2番