先日のランチで、

菅野シェフとの一瞬の遭遇をした

「江戸中華よし町」

 

菅野シェフ目当てで予約をとった

「よし町人気メニュー厳選コース(土・祝限定)」(8800円)

菅野シェフがいないならもう

キャンセルしようかな、

とも一瞬思ったのですが、

ランチがなかなか美味しかったので

行ってみました。

 

 

今日は一番乗り。

 

 

奥のボックス席から見た店内。

(右側の壁の後ろがカウンター席)

 

・しゅうまいを9品の中から3品選ぶ

・海老料理を2品から選ぶ

・シメを4品から選ぶ

 

品数の多さに

「食べきれるだろうか…」

とびびりまくった私たちですが、

メインはお味見サイズだったので

全然余裕でした。

 

逆に、がっつり食べるつもりで行くなら

少なくてがっかりする危険があるので

コースじゃなく、アラカルトがいいかもです。

 

しゅうまいのラインナップ

 

ソフトドリンクのメニューに、

「季節のお茶」

というのがあったので、どんなお茶か聞くと、

「白茶」「ほうたん茶」の2種類、

ということで

 

白茶は知ってたけど、

ほうたん茶というのは初耳だったので、

「ほうたん茶ってどんな字?」

(感じのいい若い女性スタッフに)聞くと

「少々お待ちください」

とキッチンに戻って確かめてくれて

 

「すみません、袋にひらがなで

ほうたん茶って書かれてました…」

 

私もダンナもそのスタッフも爆笑。

wwwww

 

調べたら

四大烏龍茶の一つ『鳳凰単叢』

のよう
 

自然な甘みがあって、すごくおいしかったそうです。

 

前菜3種盛り

左から時計まわりに

・よだれ鶏

辛み強めのタレが旨い

 

・ピーカンナッツ飴がけ

ダンナ「よだれ鶏の後にこれを食べると

辛いのと甘いのとで止まらない…」

 

・中華クラゲ春菊ソース

人生で食べた一番歯ごたえのあるクラゲ。

軟骨みたいな食感。

春菊ソースがほろ苦くて、爽やかだった!

 

 

私が頼んだしゅうまい3種。

左がエビ、右が季節のしゅうまい

カニ

 

そして、揚げしゅうまいのユーリンチーソース

 

ダンナは、エビ、カニ、大山鶏と大葉しゅうまい

 

黒酢だれは粒マスタード入り

 

しゅうまいは、先日のランチでも食べて

おいしかったので持ち帰りして

家でも食べて大好評だったのですが、

 

お店で食べ比べると、別次元のおいしさ。

エビもカニも、素材の風味が前面に出てきているというか

 

ダンナが頼んだ大山鶏と大葉のしゅうまい、

ひとくち食べて

「美味しいから食べてみて」

と分けてくれた。

 

鶏と大葉と、トッピングの梅干しの絶妙バランス。

 

180円~380円と値段も安いので

次はしゅうまい全種類頼んでみたい。

 

続いてエビ料理ですが、

 

私が頼んだ「海老のマンゴーマヨネーズ」

 

大きな海老が1個だけ小皿に入った味見サイズ。

 

私、中華料理の海老マヨの美味しさがわかったことが

今まで一度もなく、なぜ人気があるのかが不思議で

 

おいしいと評判の店でも

「なるほど、海老とマヨネーズだな…」

という以上の感想を抱いたことはないのですが

 

この料理で初めて良さがわかったかも。

マヨネーズに

マンゴーのフルーティな酸味と甘み加わることで

エビの甘さを引き出していた。

 

ダンナの「海老の完熟トマトチリソース」

 

 

海老の大きさに大喜びするダンナ。

ソースのおいしさはもちろんのこと、

「トッピングの炒り米がソースにからんで

おいしい」

 

北京ダック

 

「おいしいね」

「味噌がおいしいのかな」

「皮のカリカリ感というか、ザクザク感が香ばしくていい」

「葱もいい仕事してる」

 

青菜炒め

 

このとおり、シンプルなのですが

動物性のすごくいいコクが加わってて

これもおいしかった!

 

(キッチンを見ると、大きな鍋から

おたまでスープみたいなのをとって

ふりかけながら炒めてた)

 

8丁目の和牛麻婆と一口ライス

 

「和牛麻婆」というだけあって、

お肉がミンチじゃなくて、小さな角切り

 

だから、噛むと肉汁が出てジューシーだし

食感に変化があって食べ飽きない。

 

辛いけれど、麻婆豆腐の辛さに関しては

私たちは、学芸大学の#203を経験しているので

多少のことでは驚かない

 

そしてそして、

私が一番感動したのがシメの「カラスミ炒飯」

 

 

チーズおろしで、自家製のからすみをたっぷり、

目の前でおろしてくれる。

 

もう、おろしてる最中から

たまらない、からすみのあの香り…

 

 

こればっかりは、お味見サイズじゃなく

丼でかきこみたかった・・・!

 

ひとくち食べるたびに、

極上のからすみの、あの発酵香がひろがって

幸せな気持ちになる。

 

噛んだあとの余韻が幸せなんですよ…

 

中国酒のソーダ割りのアテに

これを食べながら、しみじみ味わいたい。

 

金胡麻の稲庭坦々麺

 

「底にお肉がたくさん沈んでいますので

穴あきスプーンですくってお召し上がりください」

とのこと。

 

あっさり杏仁豆腐

 

イチゴソースがけ

イチゴソースはさっぱりした甘みだったけど

杏仁豆腐自体は、ミルキィでコクがあった

(エバミルクを使うタイプと見た)

 

いろんな料理が食べられて

なのにボリュームも控えめで、大満足。

 

中華のランチコースというと、

どうしたって恵比寿泰山の、

あの3800円のランチコースの奇跡

 

とどうしても比べてしまうのですが、

 

しかし、あの値段が

そもそも成立しないから

閉店したのであって、

 

あれを基準に考えては

お店が気の毒。

 

と思うのです…。

(原材料も値上がりしていることだし)

 

単品料理も魅力的

 

あと、私たち世代には、

春巻1本とか

唐揚げ2個とか

麺ハーフサイズとか

少量で頼めるのもありがたい。

 

あの、絶品しゅうまいは

1個180円~380円なので、

1人で3~4個頼んでも千円そこそこ、

 

それにアラカルト1品と、

ハーフで1800円のカラスミ炒飯で

かなり満足度の高い食事ができるのでは。

 

 

これだけの品数を

この小さいキッチンで作ってるのは

すごいなあ

 

 

銀座は歩行者天国

 

ひな祭りのディスプレイ

 

ひな祭りで思い出した、

前に鹿のことを書いたブログのコメントで教えてもらった

吉徳の鹿のパスケース

 

愛用してるのですが

 

今日のバッグのサイドポケットに入れたら

可愛すぎた。