先日のこのブログのコメント欄で
sarry さんから
恵比寿の『中華泰山』6月末で
事実上の閉店だそうです。
という情報をいただき、驚愕。
恵比寿泰山は、コロナ直前に取材させてもらい
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取材の時にあまりにも感動して
ダンナとランチした時も
あまりにもすごい料理ばかり出てくるので
ダンナが
「本当にこれ、3800円のコース?
予約の時に間違えてない?」
ってビビってたほど
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それからコロナが広がって
行きたくても行けない時が続いて
昨年末の忘年会で、やっと再訪できた
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またそろそろ行きたいな
と思ってたのに・・・
あわてて予約して、
昨日のランチで行ってきました。
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内装が、高級旅館のダイニングルームっぽくて
ダンナと
「この雰囲気…」
「なんかなつかしい…」
と言い合ったものだ。
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お茶のメニューが豊富なのも
お酒が飲めないダンナのお気に入りポイント
「最初は水出しウーロン茶にしようかな」
と言ってたけど
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ダンナは温かいお茶を注文。
何度もさし湯をしてもらって
たっぷり飲めた
予約したのは
■椿(つばき)コース ¥3,800(税込)
(お昼のスタンダードコース)
◆前菜三種
◆季節のおすすめスープ
◆本日の点心
◆海鮮料理
◆メイン料理
◆麺or飯
◆本日のデザート
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「季節三喜盤」(右)と「四季豆春巻き」(左)
食べた瞬間にダンナが
「うわ、爽やか~♪」
とのけぞった、
「乙女の涙」というフルーツトマトを
桂花陳酒のゼリーでつつんだもの
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ホワイトアスパラガスの豆腐に、
ウズラの卵の皮蛋(皮蛋)をトッピングしたの
ウズラの卵の皮蛋が
普通のより食感がしっかりしていて
味も濃いような
クラゲの木姜(ムージャン)和え
「木姜」って、このお店の取材の時に知ったのですが
生姜と柑橘を合わせたような香りがするんですよね
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インゲンと桜海老のミニ春巻き
香りがいい!
インゲンってこうやって食べると
こんなに甘くなるのか
そしてこのお店のもうひとつのお楽しみが
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食べ終わった後に全貌があらわれる
器の美しさ
器好きな女友達(前にいた会社のデザイナーたち)
との忘年会、
コロナが明けたらここでしよう、って
ずっと思ってたのに…
続いて、スープ。
器が本当に感動的に美しい…
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スペアリブと夏草花のスープ
「夏草花」って聞いたことないので今調べたら
漢方の 「冬虫夏草」 の仲間で
天然の虫が持つ栄養分と同じ成分を含ませた培養基で、
人工的に栽培した真菌類(きのこ)の一種
ざっくり言って
「きのこの一種」
ですね…
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サーモン、ココナッツミルク、木姜油
もう、(手垢のついた表現だけど)
絵のような美しさ
そして、サーモン皮のパリパリ感が、もう芸術の域
ココナッツミルクのソースもお粥くらいの粘度で
ふんわりした身との一体感があって
もうお口が極楽
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マンガリッツァ豚、油淋ソース
スタッフ「マンガリッツァ豚は、ハンガリーの国宝と呼ばれる豚肉で
ハンガリーと同じ緯度にある日本国内での生産に成功しました」
ダンナ「国宝⁉」
私「国宝を食べていいのか」
スタッフ「(笑)はい、お召し上がりください」
食べて見たら、ダンナが驚愕
「なに、この柔らかさ!!」
本当に、豚肉でこの柔らかさは、人生初
「脂も旨い…」
「しつこさながくて、爽やかな甘さだよね」
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本当に国宝級のおいしさでした…
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ジャスミンライス、干し貝柱、干し海老の炒飯
パラパラなのにしっとり
そして
食べ進むと
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かわいい子供が
踊りながら登場
このお皿、欲しいなあ…
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デザートは、「青梅愛玉子」
愛玉子はおなじみですが
青梅シロップが素晴らしかった…
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お茶の絵柄の三爺の絵柄
よくわからないけどきっと、
何かしら故事に基いているのだろう…
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お茶の葉の変化もいとおかし
ランチの早い時間だったので、
料理長と少しだけ、お話できた。
「先日、甘栗さんの記事を読んだという
お客様がいらっしゃってくださったんですよ」
「うわーー、取材させてもらったのはあんなに前なのに
まだ読んでくださる方がいるんですね」 (≧∀≦*)
「その方が、
『甘栗さんは今、髪が青いらしい』
とおっしゃってたのですぐわかりました」
ブログの方の記事のほうか!!!
Σ(=°ω°=;ノ)ノ
6月中に、ディナーも行っておきたいな…
行けるかな…