すごく前から好きで、ンで、最近読み直したらやっぱいいなーとか思ったんで。
テーマ自体はそんな変わってるって程でもないんだけど、とにかくなんかコレそのテーマの料理仕方が絶妙ってか、とにかく面白くて☆
- タイム・リープ―あしたはきのう (上) (電撃文庫 (0146))/高畑 京一郎
- ¥509
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<内容> から転載
鹿島翔香。高校2年生の平凡な少女。ある日、彼女は昨日の記憶を喪失している事に気づく。そして、彼女の日記には、自分の筆跡で書かれた見覚えの無い文章 があった。“あなたは今、混乱している。若松くんに相談なさい…”若松和彦。校内でもトップクラスの秀才。半信半疑ながらも、彼は翔香の記憶を分析する。 そして、彼が導き出したのは、謎めいた時間移動現象であった。“タイム・リープ―今の君は、意識と体が一致した時間の流れの中にいない…”第1回電撃ゲー ム小説大賞で「金賞」を受賞した高畑京一郎が組み上げる時間パズル。
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これ、97年には映画化もされてんだよね、実写で。
そっちはまだ観てないし、ちょっと観たい気がするんだけど、正直 (どーかな~?) ってカンジもする。
原作の出来がいいんだよね~内容が、ホンットなんか緻密ってか。
でもだからこそってカンジで、これ実写にして、どこまでこの作品忠実に再現出来るんかな~? っていうカンジ?
つか映画のキャストだけ見たら、どうもそれだけで私的イメージ合わんかった。。
タイムスリップ読んでるにしては、割と規模とか地味なんだよな。
なんせ一週間の中で主人公が行ったり来たりしてんだから。
タイムスリップってと、なんか大抵の場合、少なくとも一年とかさ、結構ホント「時代」を行き来するってカンジの多いじゃん。
前ブログで書いた「ちょんまげぷりん」は1800年だったな・・・確か。
まぁそれだし、大抵ああいうのの醍醐味は、行ったその時代や場所で旅行者がしでかすことなんかがメインになるんだけどな・・・(って言っても、私タイムスリップのそんなに知ってる訳じゃないからなんとも言えんのですけども)
「仁」もそんな感じだったしね。
ああ、後、その時一体ナニが起こったのその真相知るだけの、ドラえもんの「おばぁちゃんの思い出」とかたいぷのもあるか・・・・・・・テレビの「タイムスクープハンター」もこれでしょ、言ってみれば。
でも、この話はなんかそういうのとちょい違うような・・・・・
タイムスリップ、ってテーマではあるけど、なんかそれ自体ってより、それが何で起こったのか、どうやったら起こるのか、次はいつに行くのか、それを逐一推理してって、追跡して行く様が実際のとこメインってカンジなんだよねぇ~
なんか、色々やぶいちゃった時間の修復・・・・・穴埋めだわな。
それをして行くのは、上のあらすじにも書いてある、主人公と同じクラスの若松くんってのなんだけど、この若松くんの推理とかがケチャクチャすごいんだ、
マジ、頭痛くなる。(私頭よわよわだしね~ 笑)
つか、なんか読むたびどーも頭ん中こんがらがるんだけど、まあそれも結構ものがものだけに面白い。
だからミステリー好きな人とかにもいいんじゃないかと思うんだよな、これは。
それに私、若松くんのキャラ気に入ってるんだよ。
ちょい余談ですが、この本、電撃文庫でなくて、ハードカバーの単行本にもなってるんだよね。
単行本の方は、表紙の絵は、電撃のと同じなんだけど、中には絵が入ってないんだ。
でも、これ実は、電撃版の方には本文の前に、カラー口絵が付いてるのね。
それに、若松くんのビジュアルも載ってます。
いやちょっとソノ・・・・・マジタイプの眼鏡なんすけど、若松くん。8(///)8
ちょいニヒルなカンジも好きでもってv
余談の余談ですが・・・なんか今回読み返してたら、なんとなく思った。
若松くんと「都会のトム&ソーヤ」の創也で、ディベートとかして欲しいンすけど・・・・・
いやテーマなんだか良く分からないけどさ。ンでジャッジすんのが江戸川コナン、とか言ったら、ものすごい笑える。(笑)
とにかく、ナカナカにして変わってて面白い話ですんで、是非是非機会あったら読んでみてくださいな。
本当はもう一作品紹介したかったんだけど、なんか長くなっちゃったし、書いてて時間すごい経っちゃったんで、まぁもう一つについては明日・・・にでも・・・・・・・・
昼間なんとなく描いてた竜王創也
もったいない (?) から載せてみる。(爆)