「都会のトム&ソーヤ」 面白かった☆ | 動物イラストレーター・天城 準のブログ
この前の日記に書いた小説シリーズ、一昨日には既刊分全部読んでしまった。
最後の二冊だったしねぇ~もったいないからもっと時間かけて読みたかったんだけど、なんかまぁそうも行きませんで。最後の二冊でちょうど一組の話になってたかんさ、途中で速度落とせなかったのよ、だって。

一体ナニをそんなに一生けんめい読んでいたかと申しますと。
都会のトム&ソーヤ(1) (YA!ENTERTAINMENT)/はやみね かおる
¥998
Amazon.co.jp
これでゴンス。「都会のトム&ソーヤ」
一応本自体のくくりは児童書・・・ってカンジになるんでしょっかね? まぁレーベル的には「ヤングアダルト」をうたっているから、対象年齢そんな低いってワケでもないんだろうけど。

この本、実は前から気になってたんだよね~いや、作者とかは最初シランかったけどさ、この挿絵の人は良く知ってるから。
この人、結構有名な漫画家で・・・って私、この人が挿絵描いた他の小説シリーズに以前はまったことあったんだよ。絵の雰囲気結構好きなのね、やわらかくて繊細でどことなく透明ってカンジすっから。(時々ものすごく体デッサン狂っててこわいけど) 
つーか、はっきり言って、この人の描く眼鏡の男の人は私のドツボなのよ、ウン。

まぁそれはともかくとして、表紙書店で見てまず気になってね~アマゾンで本のあらすじとか色々調べたんだよ。
この作者、結構この作品のほかにも色々児童文学とか主に書いてるんだけど、その割りには、オトナとかでも結構ファンいるらしいんだよね。
アマゾンとかのレビューはあんまりあてににはしないんだけど私、でも、なんか面白そうだったから、とりあえず試しに一冊買ってみたんだ。

眼鏡かけた方が、ものすごく頭脳明晰で美形設定で雑学王でプライド高くて猪突猛進で肝心なところで大ボケな竜王創也 (りゅうおうそうや)。 
物語の語り部になるのが、塾通いに追われる「ごく普通」と言いつつちっとも普通でない、サバイバルの達人、どんな状況になってもおばあちゃんの教えを胸に生き延びられる内藤内人 (ないとうないと)。
この中学生二人をメインにしてこのシリーズは進んでいくんだ。

創也の夢は、究極のゲームを作ることで、その夢に内人がとりあえずのっかっているみたいな感じなんだよ。
そのゲームを作る為に、色々と訳のわからない、危ないところに首を突っ込む創也と、それに否応なしにふりまわされ、サバイバル能力あますところなく発揮させられる内人。
創也は、巨大財閥でグループの時期総帥ということもあって、組織に命狙われたりもするし。

私は、とりあえず眼鏡だしね・・・創也のが内人よりも好きだけど、でも、実際にいたらまぁ・・・友達にはなりたくない・・・・・色々創也の境遇とか考えると、ああいうキャラになるのも不思議とうなずけてしまうんだけれど。
なんか読者の子供達の殆どがまず好きなの内人だと思うよ。私も実際つき合うとしたらまぁこっちでしょう、うん。
内人は、ある意味すばらしく創也よりも不思議なキャラだ・・・あの、普通中学生ではありえないくらいのサバイバル知識をどうして持っているのか、とかおばあちゃんというのはナニ者か、とか、つかなんでそんなヘビー級の能力持ってるヤツが、今普通のサラリーマン家庭で塾通いに追われてんだ、とか・・・なんのかんの創也に文句言いつつ命の危険にまでさらされつつ、イヤミの限り言われつつ、まぁなんか良く創也の砦に二人きりになりに行くよなぁ~とか。
・・・ってか、ちょっとこの二人の関係マジうらやましいんですけど、私的に、こういう信頼関係とか友情。(笑)

このシリーズには、もちろんこの二人のほかにも色々面白いキャラいっぱい出てくるんだよ。
創也のお目付け役でプロボクサーよりも強い192cmの人とか創也のゲーム創りのライバルとか。

今出てるとこで、ちょうど創也達のゲーム制作とテストプレイが終わって、なんかちょいシリーズ全体的に一息ついた感がしたような・・・・・なんか二人とも人間的に成長してきてるきざし見えてきた感じだし。
やっとここまで一気読みできた、って時にまたすぐなんだけど、次の感が待ち遠しい・・・・・なんか。
ストーリーも確かに面白いけど、でもそれよりもまず私ゃキャラが好きだよ、創也達が。
この二人がどうなるか、行く末気になるんだよな~☆ 
お目付け役の人もな~この人の創也に対する意識もちょっちょっと変わってきているような。

既刊のヤツの奥付とか見ると、多分次の巻出るのは、今年の秋か冬・・・・
ん~~それまでに、私はこの「都会のトム&ソーヤ」シリーズ全部また読み返すか・・・・・

あぁ・・・なんか本のおススメしてたら結構長く書いてしまった・・・・・ってか、もうこんな時間かよ汗
「都会のトム&ソーヤ」面白いんで、ちょっとでも気になった人いたら、是非是非読んでみてくださいなグッド!