深夜、突然、生八つ橋が食べたいぞ、となった。
昔なら
近々京都に行く奴はいねぇかー。
物産展をやるデパートはねぇかー。
そんなデパートがあるような都会に住んでる奴で親切な(笑)奴いねぇかー。
と、出刃包丁片手に戸別訪問をかけたくなったであろう。
しかし、現代社会は便利になったので、ノータイムでググる。
そしてあっさりポチッとすれば、下手すりゃ翌日には手元に・・・
すごい時代だ。
実際に購入には至っていないが、多分、買うだろう。
生八ツ橋はとても特別、スペシャルおやつな部類に入っていた。
取り合いになる類いのおやつだ。
先日、イギリスに行っていた友人からのお土産でフォートナム&メイソンの紅茶を頂いた。
懐かしさにかられ、ジッとみつめている。
これもまたググってはいないが、今では現地に行かずとも手に入るものなのだろう。
ググって手に入るものを何の疑問も持たずに日常に落とし込める程度には、私は現代社会に染まっているのだな、と思う。
お取り寄せ、とかそういうのを遠い目で、はいはい、よかったね、とスルーしていたつもりが私もやってるやんけ、とハッとした。
乗せられているのか、自ら乗っているのかわからないが、時代の強制力には逆らえない。
逆らっているつもりはないが、手放しに迎合するつもりもなかったのだが、あっさり飲み込まれている。
なんか、抵抗するだけ虚しいような、何だろうなぁ、自分の意思とかそういうのってよほど強く持たないと、無意味すぎて白目剥きたくなる。
あーあー、生八ツ橋が食べたい。