随分前に中瀬親方(新潮社編集部の中瀬ゆかりさんのこと)が勧めていたルビンの壺が割れたを読んだ。
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ルビンの壺が割れた
740円
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フェイスブックのメッセージ機能でやりとりを始めたアラフィフ男女の話。
ラストに衝撃!みたいな、そんな感じの物語として売られている。
なのでネタバレはアウトだ。
しかーし、
一通目のメッセージから、私は無理だった。
短い話ですぐに読める本なのだが、途中休憩入れたくなるレベルで、無理だった。
気持ち悪くて、気持ち悪くて仕方がない(笑)
この気持ち悪さ、私、知っている。
あ、アラフィフポエマー・・・
アラフィフって自分の半生を振り返ってポエマーになるようにできているのか?そういうものなのか?と疑念を抱かせた。
独りよがりなロマンチックに溺れているポエマー風の男性が見苦しいわ、気持ち悪いわ、気色も悪いわ、と一通目のメッセージで思ってしまった。
相手のことなんて全く目に入っていないような、そんな感じのメッセージだな、と思ってしまった。
そして、気持ち悪さは加速していく。
そういうことを知らしめる話ではないのに、そういう目で読み進めてしまった。
結末を知って、二週目読み始めると、なるほど、この気持ち悪いメッセージを受け取っても相手をしてしまう気持ちもわからんでもないな、と思えた。
私は自分の反応をもう少し信用してもいいのかもしれないな、と思わせてくれる本だった。
