はやすぎた絶食 | 眼をみればすべてがわかる

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少し前、結構な量の下血があり、ちょっと調べておいた方がいいかもなぁと思いとりあえずMRIをとりました。

虚血性腸炎との診断結果で、少々お食事を控えめにして、しばらくしていなかった大腸内視鏡検査の予約をいれることにしました。

 

以前から、思い出したころにときどき検査をうけていたのですが、毎回良性のポリープがみつかり、念のため切除してきました。

 

最後の検査のときに、癌予防の観点からポリープ周辺を大きく切除し結構出血するのをみていて、肉眼で良性の可能性が高いと判断されるポリープなら切除したくないなぁ、、なるべく体に傷をつけたくないなぁとおもい、もう、今回で受けるのは最後にしよう、と思ったのでしたが、今回虚血性腸炎で、やや腹部に違和感もありましたので、内視鏡検査を受けることにしたのでした。

 

日曜日の検査でしたので、移動中におなかが痛くなったら大変、とおもい、土曜日の早くから絶食と下剤処理をはじめ、土曜の夜には、腸は空っぽの状態が出来上がっていました。

そして翌日夕方、検査に臨んだのですが、、、、、、

 

なんと、、、、便は全くないのに、、、、広範囲にわたって胆汁が腸壁にこびりついていて、十分な視界が得られず、詳細不明で再検査が必要な結果になったのでした。もちろん明らかに大きな病変はない、という判断くらいはできたのですが、、、、

 

あまりに早くから絶食しすぎたのがいけなかったのでした。

 

私の「切られたくない」という望みはこのような結果をつくり、結局、再検査をするかどうかは私の判断で、、、ということになりました。

 

今回MRIで指摘されていた虚血性腸炎の精査のための検査でしたが、跡形もな全くないとのことでした。最低でも1ヵ月くらいは炎症の跡が残っているはずですが、まったくそれらしいものも見当たらないとのことで、ミラクルをかけていたのですが、その威力にあらためておどろき、他にもボディトリートメントをしてもらったことももちろん影響しているとおもいますが、、、

 

結局のところ、、、、

自分の体の健康さ、治癒力、に疑いをもっていなければ検査は受けなかっただろうなぁと、、、

医学的常識にとらわれている自分がまだいたのか、、と気づく出来事でした。

 

常識と思いこんでいるあれやこれや、、、、私のなかから消してゆきたいものです。