【旅するように暮らし 暮らすように旅をする】
人生が豊かに変わる 大人絵日記
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ふと気がつくとひとり
もう、どんなに望んでも
とうさん（4月に亡くなった夫のこと）に
会えないんだ
と思うと
涙があふれて止まらなくなります
とうさんが着ていた服を
少しばかり
お焚き上げにしたけれど
まだまだどっさり残っていて
たまにとうさんの部屋に入り
それを目にしてしまうと
また涙で目がかすんで
見えなくなります
だから
大好きなとうさんがいた時のように
コーラスで歌ったり
お料理でこれを使ってみようかなと
お買い物をしてみたり
ここに行きたいなと
本を買ってきたり
「普通に」
「ほんのちょっとしたこと」で
自分で自分を元気にする
さりげなく
見守ってますよ、元気出してくださいね
というお手紙にも
慰められ
とても嬉しく
心が温かくなる
絵日記を描いていると
そんな気持ちを
込められて
「線を描いて形にして色を塗る」
のは
実に単純な行為であるけれど
ものすごく心にいい
久しぶりに
大学生の頃
とうさん（天貝さん）とよく一緒に聴いた
バッハの曲をかけてみたら
さらによかった
いちにちいちにちは
あっという間に過ぎてしまうけど
ほんのちょっとしたことを大切にして
それを
描きとめる時間を持つこと
これが
今の私にはより必要なんだな
と思います
こういうのも控えているし（笑）
ではまた
