3年8ヶ月ぶりのカンコンキンシアターにも、お笑い怪獣は現れた!
恒例の舞台後の食事会
3時間以上もある舞台の内容をすべて覚えている
歳を重ねると人の名前が思い出せないことも増えるが
それも殆ど無い
喋りのキャッチボールのスピードが誰よりも早い
だから我々は背もたれに背中をつけることはない
常にかかとをあげてなければならない
お前この球いけるか?
たまにこっちを見ないで投げてくるときもある
もちろん当然のように店員さんにも投げる
気を抜くときはないのか
一度だけ、ゴルフ場のロッカールームで疲れた表情で着替えていらしたところを見た事がある
僕の視線に気づいた瞬間
ちゃうねん、ちゃうねん天野
ちゃうねん
と僕が何も言ってないのに急に喋り出した
それはまるでヒーローが正体を見られた時のようだった
楽しい、しかもそれが自然にトレーニングになっている
そして帰る時は、あっと言う間に帰る
まるで今おきていたことが夢のようになるのだ
まさに
祭りのあと
残るのは舞台で平気だったはずの喉の痛みだけだ
冒頭、お笑い怪獣と書いたが
僕にとってはお笑いヒーローだ