こんばんは
西東京市のピアノ教室
Piano Lesson あまーびれ 森田 香 です。
今月号より監修させていただいている ムジカノーヴァの教材付録(記事はこちらです)
最終的にアイデアがまとまり 実際の付録の形になるまでに、何度も編集者さんとやりとりをし、その度に仮印刷したものをハサミでチョキチョキ。
客観的に試用を重ねます。
初めてということもあり、何か間違えや不都合があっては・・と、何枚のお試しカードができたでしょうか・・
未だに机の隅に重なっています。
こうして出来上がった 今回の付録
今日やっと 本物のカードを作りました。
もし可能でしたら、ラミネート加工をお勧めいたします。
強度が大変増しますし、イラストレーターさんによる美しい仕上がりが一層映えます。
なお、カードは名刺サイズですが、
ラミネートフィルムの方、メーカーによっては やや小さめのこともあるようです。
その場合は、カードの上部を2ミリほどカットしてください。
そして、本誌の解説に記しましたように
絵柄裏面 譜面上の音の高さを当てるなど、ゲームのように楽しくお使いいただければと思います。
音符を入れていないフリーカードには、シールを貼ったりホワイトボードペンで音符を書いたり、何回でも使うことができますので、お役立てください。
下は、様々な高さのド(ソ)を確認する 使用例です。
・・うらばなしを1つ・・
この付録の元となったカードの絵柄は、三段階に丈が異なる ひまわりのお花でした。
教室では普段から 何の疑問も持たずに 楽しく使っておりましたが、
「ちっちゃいひまわり、おっきいひまわり」というKちゃんのひとこと・・
これが 大事なことに気づかせてくれたのです。
この教材に必要なのは「高い、低い」のみ。そこに「大小」「強弱」「明暗」「太い細い」など、他の状態を連想させるような要素を入れ込んではならないのだと。
こうして、
もの それぞれの高さ(丈)の比較ではなく、空間での位置が比較できるデザインに決めた次第です。
♫ ♫ ♫ ♫
様々なことを、凝り固まった知識や先入観を持って考えてしまいがちな大人に比べ、小さな子供の目線、捉え方は素直で柔軟です。
これからもきっと 小さな生徒さんの可愛いつぶやきが 私に大切なことを教えてくれるのでしょう。
今後の教材付録を考えるにあたって、とても役に立ちそうです。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。