切接ぎ | モーティマー日記

モーティマー日記

日記代わりです。

これからは日記がわりにしますのでバラを始め渓流釣りのこと、
写真のことなど趣味中心に投稿します。
なのでカテゴリーがズレていますがご容赦ください。

今日6日(月)は1月最初の休日、有休でバラ休みです
待ち遠しかった1月、チョット早めの切接ぎの季節
バラを次々増やしたところで何の意味があろうかと思いながらも
ついつい・・・・
挿し木でもいいんだし、実際挿し木苗も畑に作ったビニールトンネルの中で
たくさん蕾を大きくし始めました
冬の間に咲くと思います
なのに、何でわざわざ接ぎ木なのか?
挿し木とはチョット違った達成感かな

まあ、何はさておき、去年の成績は10本ほど接ぎ木をして4本成功
初めてにしては良かった、もっとも偶然かもしれないが
私の場合、成功と失敗の分かれ目は台木の太さにあるように思う
太いものは3本成功、細いものは1本のみ、それもしばらくは成長不良
勿論、慣れた人なら台木の太さなんて余り関係ないと思うが
太いほうが形成層が厚いので素人には合わせやすいのかと推測した
それに台木も充実して力もあるし、
なので、去年の夏は実生の野バラを太く育てることに注力した
それと根の接ぐ部分の形成層が新鮮であること

できた苗が下の写真

 


根の太さ1センチを超えました

根にカビのようなものが付いているものを除いて27本
 

 
さて、去年成功したからと言って慢心していると失敗するので今年は
本に書いてある通りに忠実な作業を心掛けます

接ぎ方は本にもNETにもたくさんあるので省略するが、今年考えたのは
接ぐ前に穂木に先にテープを巻いておくこと
テープは皆さんと同じニューメデールです

{先に穂木にテープを巻いた状態}

 
(穂木は固いものを選んで使ったつもりでしたが、いざ接ごうとすると
少し柔らかそうで失敗の原因になるかもしれませんね)



そして台木の切り口に穂木を刺し込んで台木をテープで巻く
こうすれば台木を撒いてから、穂木にテープを巻くときにせっかく合わせた形成層が
ずれることが無いと思ったわけです
穂木にテープを巻くことに夢中になって台木と穂木の形成層が
合わせたつもりでもずれるんじゃないかと思っています

{接いで台木にテープを撒いた状態}
 

あとは赤玉土中粒に植え付けて暖房しない部屋の中に置いておきます
発泡スチロールの箱に入れておきますが

{発泡スチロールの箱に収めました}


画像に入っていないものを含めて全部で27本
勿論、歩留まりを考えてのことです
私の部屋の窓辺に置いておきます
さてさて、今年は何本成功するでしょうか
春が楽しみです

ところで使ったナイフはオルファのカッター、他社のものと比べると
切れ味が全然違います、さすがは発明した会社です
但し、台木にナイフを入れるときには刃が薄いので少々心もとなく
力も入れにくかったです
台木には接ぎ木用ナイフかオルファの刃が厚いものの方が良いとおもいました
終わってから考えても遅いですが

そして、去年の暮れにトゲなし野バラの種をまいておきました
それと台木のカットした枝も挿し木用にとっておきました
もう、来年の準備です