上は2年前の動画だが,見ていて次の田内学氏のセリフになるほどと思った.

 

政府は,老人一人を現役世代何人で支えるかは繰り返し強調してきたが,子供一人を現役世代何人で支えるかということは誰も言ってこなかった.

森永康平氏もそれに,見たこと無い,と回答している.

より正確には上の動画の8:25頃を聞いてほしい.

 

なるほど.

 

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000055150.pdf

 

例えば上はグーグル検索で上位にでてくる厚生労働省のサイトだが,

人口ピラミッドとともに,65才以上人口(C)と20-64才人口(B)の比が2ページに書かれている.

しかし,19才未満の人口(A)と20-64才人口(B)の比は書かれていないのだ.

 

上の動画からB/C, B/Aを書くと以下になる.

 

1940 ... 1.0

1950 ... 1.1

1970 8.5 

1980 6.6

1990 ... 2.3

2020 1.9 3.3

2050 1.3

 

C/B,A/Bにすると以下になる.

1940 ...  1.0

1950 ...  0.91

1970 0.12 

1980 0.15

1990 ...  0.43

2020 0.53 0.30

2050 0.77

 

つまり,

2020年では

現役世代一人が老人0.53人と子供0.30人を支えている

という計算になる.

 

例えば夫婦ふたりでn人の子供を育てている場合は,

そのn人は3.3n人の大人が支えることになり,

夫婦以外では

3.3nー2人の大人が支える.

nが1,2,3,4,5の時は3.3nー2は

1.3,4.6,7.9,11.2,14.5

となる.

 

子供2人を夫婦で育てていた場合,

夫婦以外の現役世代(20-64才)4.6人はどこへいっているのか?

子供3人を夫婦で育てていた場合,

夫婦以外の現役世代(20-64才)7.9人はどこへいっているのか?

 

BMW乗ってタワマンで他人に金積んで介護してもらってる上野千鶴子とか

少子化を更に加速させて経済的に貧しくなる未来を目指す基金じゃなくて,将来の子供らに使ってほしい.

だいたい彼女の指導した女子学生の平均出生率はいくつなんだろうか?

 

 

 

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