(過去記事1)の続き
持続可能性の観点から,出生率2.07が永久に続くことはあり得ない.人口が0になるからだ.ある時点で出生率2.07以上が支配的となる.1974年以前の状態ということだ.
その新しい時代になったら,子供や孫のいない・少ない老人は,若い世代・社会の中心世代から敵視の対象だ.特に金を持った子供のいない老人たちだ.(魔女狩りの時代も魔女候補とされたのは資産を持った老女で息子など後ろ盾がない存在だ.)
もしかしたら,今の結婚指輪と似たような感じで,初孫が出来たら,孫の祖父母へリングをプレゼントとして配るような慣習が出てくるかもしれない.結婚指輪をバージョンアップする形になるかもしれない.結婚指輪とは明らかに違うと外見で分かるようなデザインになるだろう.例えば,黒とか.
初孫をもった祝いのしるしである.喜びとともに誇らしく日常で装着するであろう.そしてそれが防犯にもなる.子無し孫無し老人と区別できる.悪徳セールスマンとか詐欺師とか強盗犯からしたって,しっかりした成人の子供の多い老人を狙っては高リスクだ.孫リングをしている老人は避けるようになるだろう.
いや、そんな物理的アイテムでは無く、Xのアイコンとかプロフやアバターで実現するかもしれない。
そんな時代が来るかもしれない.
本当に来るかどうかは分からないが,具体的なアイテムは別にして,
ある年齢以下の若い世代で出生率2.07が実現され,それより年上の古い(少子化推進)世代の子無し老人が敵視されるような社会が来ることは間違いないだろう.いまだに少子化推進している有名人などはとっくに逃げ切って墓場に入っているだろうか。
(過去記事1)