そもそも大学入試とかで、
生身の人間に対して、値札をつける事自体、間違えてるんですよ。
18才とかの未成年というか若年層なら特に。
人権侵害とも言える。
差別を作り出してるわけだし、
国内カーストを形成している。
いや、そうは言っても、資本主義経済を回す上で、人、物、金を流通させることは重要であり、物に値段をつけるのと同じで人材にも値札をつけることが便利なんですよ、
という事であれば、
その人材の値札つけは必要悪と考えるわけですよね、
必要悪と自覚して、人材の適材適所という手段としてやるのだったら、
なおのこと、
人材としての能力をちゃんと測定しましょうよ。
そして必要とされる人物像というのは時代によって激しく変わる。
(過去記事1)で取り上げたマンハッタン計画だって、数学ができる高校生が多く参加した。当時は計算機が普及していなかったから、計算要員として雇われたわけだ。今なら必要はない。
大学入試では今だに数学や理科で筆算が必要で、発散のスピードと正確性に難点がある生徒は著しく不利になる。
学校を卒業したら筆算なんて必要無いのにだ。
(過去記事2)でも書いたが、法務省は司法試験で論文式試験を全員ワープロで打たせることを決めた。今までは万年筆やポールペンで書かせていた。
もう大学入試でも計算機持ち込みありにしたらどうか。
佐藤ママは大反対するだろう。旧来のルールでのアスリートであって、ルールが変われば現在の地位は保てないことははっきり自覚しているだろうから。
入試のルールが変わっただけで順位が大きく変わるような、そんな順位で優劣を付けるのは愚かだ。
私がトフルは試験として素晴らしいと考える理由の一つに、それが学生の序列化ではなく、入学後の必要性に特化している点だ。へんにこねくり回した問題など出題せずに、必要な能力をテストしているのだ。そして充分なレベルでちゃんと飽和するようにできている。必要以上に高度なレベルでの点数差は開かないようにできている。
でもさ、そんな英語力も留学するのには必要なくなってきてると思うし、そうなるべきだと思う。技術って人が楽をするためのものだから。
そもそも留学の必要性はなくなってきてるし。昔に比べれば。情報は瞬時に伝わるし。
(過去記事1)
(過去記事2)