(過去記事1)なんかでも

塾業界人を気持ち悪いと非難してきた。

これは(過去記事2)で言ったことにも通ずるんだけど、

バブリーダンスの女子高生らが気持ち悪いと言うより、それを指導してる独身子無し女性コーチが気持ち悪いというのが私の感覚。

 塾講師だって、子供三人以上いて、少子化戦犯じゃなくて、ちゃんと子供育てて、人生経験積んで、なんなら親の介護とか親戚に障害者とかでもいて、その上で長年塾講師とか塾経営してるんなら、ちょっと会話でもかわしてみようかな、という気もする。

 でもさ、YouTubeでもメディアでも発言してる塾業界人って、自分の子供育ててないんだよ。塾業界人の平均出生率聞いてみたい。

 あんまり幸福そうな生活を送ってなさそうなんだよね、そんな人に自分の子育てについて助言してほしいとは思ってない。


 映画スタンドバイミー(1986)は印象に残る映画だ。次男が2才後半になるまでは、家庭環境が悪いながら、地頭の良さで勉強で地元から脱出できた2人の少年にしか目が行かなかったが、今は地元に残った人たちのことも考えさせられる。

 あの家庭環境が悪い少年らが自らの意志で勉強頑張って受験に挑むのなら分かるのよ。私も似たような感じだったし。でも大学出た後塾講師だったら美しい映画にならないけど。(2人は作家と弁護士になった)

 大人たちの支援を受けないながら、自分らの思いで自分の人生を切り開いて行ったということろがポイントなのね。


 なんなら、そういう子たちに無償で勉強教えてあげるという大人がいれば、分かるよ。(過去記事3)で書いた、知的障害ギャグ男に勉強教えた詐欺師のおじさんとか。


 でもさ、富裕層の子に受験勉強の戦術を教えることを金で請け負って、他の金出さない子を蹴落とす仕事って、恥ずかしくない?塾に効果があるなら競争の公平性を崩す社会悪だし、効果ないなら富裕層を騙す詐欺ビジネス。どっちに転んでも悪。


 国が今、中国みたいに全塾産業を禁止しても、何も困らないと思う。むしろ多様性が増して国力は上がると思う。IT産業など現代の中心人物はだいたい受験戦争の無い国から出てる。ジョブズもイーロンマスクも日本韓国のような受験戦争は経験してない。(過去記事4)でも書いたが、ドイツで名門大学なんて誰も名前を上げられないだろう。競争入試で入るものではなく優秀な学生が散らばっているからだ。米国で活躍してる研究者も出身大学は名門大学であることが多いが、よくよく調べると、それは大学院であって学部は日本では知られていない大学だったりする。米国では大学院を持たない学部だけの小さな大学で優秀なところが結構散らばっているのだ。


続く


(過去記事1)


(過去記事2)


(過去記事3)



(過去記事4)