PLAN75 | 自分で自分を幸せにするブログ

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一人でも、誰かといっしょでも、自分を幸せにできるのは、他ならぬ自分。
グルメ、街歩き、ときどき考えごともしながら、幸せな未来を創造していきます。

アマゾンプライムビデオで

「PLAN75」を見ました。


超高齢化社会の日本に、75歳を過ぎたら

自由に死を選べる制度「PLAN75」が

できたという設定。

それを利用する人、携わる仕事をしている人、

親族の心理、世間が高齢者を見る目などが

描かれています。


もし親兄弟をはじめとする身近な人が、

この制度を利用すると言ったら、

私は基本全身全霊で反対するでしょう。

でも、自分の場合はというと…。

独身だし、老後弟はともかく

義妹や甥っ子姪っ子に迷惑をかけるぐらいなら、

自分で判断できるうちに旅立ったほうが

いいのではなかろうか。

死を選べるっていいかも。

と思っていたんですが。



話が進むにつれ、


いやだー。

やっぱりいやだー。


と思いました。

独身でも、家族がいても、

誰の世話にもならずに死ぬなんて無理。

ならば、天寿を全うするまで生きようと、

ある意味前向きになれました。




高齢者ができることって本当にないのかな。

ホテルの客室清掃とか警備員は

体力的にきついよね。

ミチみたいにコールセンターの人と話すのが

楽しいんだったら、ココナラとか家事代行で

「話相手になります」と告知してもいいかもね。

ま、この場合は聞く側だと思いますが。

ウン10万とはいかなくても、

少しはお金を稼げるんじゃないかなー、と

他人の金脈を真剣に考えてしまいました。

他人のことなら思いつくんだけどね。

自分のこととなると…(@_@)


そのミチを演じた倍賞千恵子さんは、

とてもいい声でした。

歌声もかわいかった。

劇中にも声をほめるセリフがありましたよ。

いくつになっても、

何かしら魅力のある人でいたいな。


映画を見てからここ数日は、

高齢の方をやさしい目で見られるように

なりました。

いつもはできてないんかーいって感じですが。


いらない命なんてない。

そう思える映画でした。