前回の、エルゴメド用バックレストサイドサポートカバー ネタから1ヶ月ほど中断してしまいましたが、今回は、その延長のハナシを2話ほど。
サイドサポートカバーを装着し、これはこれで満足ですが、
今度はどうしても、ショルダー部にベルトの金具が当たる部分が気になるようになり・・・。
エルゴメドMVでは、サイドサポートカバーは既製品で売っていたりしますが、ショルダー部や座面のカバーは販売されていません
ですので、「何か、上手い事出来ないかなぁ」と、模索していました。
そこで、家捜ししてみたところ、全く使っていないクッションを発見
サイズは40cm×40cmで、充分に作れそうな寸法です。
なので、このカバーを使って、試しに作ってみる事にしました。
測ったサイズより、少し大きめに裁断して、
相方が持っていた、バイアステープを拝借して、
縁どりの仮縫いをチクチクと。
裁縫なんて、何年ぶりだろう・・・。(シミジミ…)
あ、これでも、小学生の頃、家庭科は5だったんですよ
(主に、調理実習が得意だったんですけどね~)
しかし、それも遠い過去の事で・・・、現在では、知恵があったとしても、実績が伴わない私・・・。
なので、相方に手伝ってもらい、
角の位置合わせや肝心な部分の縫製をお願いしちゃいました
何となく、カタチになってきたので、エルゴメドに仮装着しようとしましたが、ここでアクシデント
ヘッドレストが外せねぇ~(ノД`)・°・
一般的なヘッドレストは、シャフト部分辺りにロックがあるはずですが、エルゴメドにはそれが見当たりません・・・。
取説で確認しようとしましたが、取説が見当たらず・・・。
(後に、見つかりました。)
探している時間ももったいないので、ネットで検索してみると
旧型シートでの説明でしたが、多分、同じだろうとチャレンジしてみると、やはり、同じ場所にありました。
エルゴメドやオルソペドのヘッドレスト解除は、赤丸で示してある場所辺りを親指で指圧するように探ってみると、突起物の様な感触がするところがあります。
そこを両方同時に押してやると、ヘッドレストが抜けるようになります。
ただ、引き抜くには少し力が要りますので、2人で行ったほうが楽に抜けます。
今回は、ひとりで悪戦苦闘しながら10分ほどかかって、やっとこさ、抜きました~
そして、仮装着してみました
自画自賛的ですが、なかなかいい感じだと思います。
このまま装着でも、良いのかも知れませんが、余分な所を背もたれのカバーの中に入れられれば良いかなぁ~と思い、
入れられました
これであれば、そう簡単に外れる心配も無くなりそうなので、この方法で進めてみましょう
ただ、今回は、サンプル的にカバーを作ってみただけなので、
生地の裏面と色が分かれているのが気になったりします。
(相方は、裏側はそんなに見えないし、ツートンの方がいいんじゃないって、言ってくれていますが・・・。)
まぁ、今回は、このまま進めてみようと思います。
あ、因みに、カバーの下側は、サイドサポートカバーに挟み込んでいるだけですが、しっかり押さえつけてくれているので、余分な加工は、必要無い感じです。
角の部分は、敢えて若干、大きめに計測(11.5cm)していたので、少しダブついて見えますが、これはこのままでOKとしておき、ヘッドレストのシャフトを通すために、その位置に穴を開けておきます。
この角の部分を
ピッタリさせたい場合は、11cmにすると良いと思います。
シート両脇には、シートを倒すレバーがあり、この部分の加工が少々、厄介でして・・・
相方がミシンを出して、ボタンホールの要領で、出来る限りの大きさで試してみてくれましたが、約倍ほど足りませんので、ここは、手縫いになってしまいそうです・・・。
なので、チャコペンで印を着けて、適度にカットしました。
何か、カットしすぎた気が・・・
ま、とにかく、家に戻って、本縫いを開始してみます
相方が、ミシンを仕舞わないでいてくれたので、このままの勢いで行っちゃいます
まず、縁取りから。
ほとんどが隠れてしまう部分ですが、赤ステッチに加工してもらいます。
ん~いい感じ~
そして、ヘッドレストシャフトの穴に移ります。
エルゴメドのシャフト径は、ハイエース純正と同じ12.2φなので、その位置に少し小さめに穴を開けておいたところへ、
13φのワッシャーを当てて対応してみます。
ワッシャーを裏側に沿え、糸で全体を覆うように縫っていきます。
ここは、ワッシャーがシート側の樹脂に当たって傷が付かないようにと、金属の当たる嫌な音がしないように出来れば良いだけなので、適当、且つ、糸がほつれない程度に仕上げます。
そして、完成
装着してみます
まずは、シャフト部から。
あまり糸を通しすぎても、シャフトが入らなくなるといけないので、ある程度、縫い付け、シャフトを通すと、ジャストフィット
干渉もしないので、普通に上下スライドさせる事ができました
お~少しは見栄えが良くなった気がします
一応、比較として。
まず、ノーマル。
こちらが、カバーを着けた状態。
少しダブついているものの、素人が作った割には、まぁまぁの仕上がりに出来たと思います。
当初は、マジックテープで周り全体を留めようかと考えていましたが、シャフト・背もたれ部のカバー・サイドサポートカバーの各所で挟み込んで、そう簡単に外れる事も無さそうなので、この状態で完成となりました
せっかく、赤ステッチで縫ったところも、実際、ヘッド&ネックサポートプラスを着けてしまうと、
見えなくなってしまいますが、これを外した時に、ワンポイントになってくれると思います。
生地は薄いので、ここに身体が当たっても違和感はありませんし、汗っかきの私でも、メッシュ地なので、通気性も良さ気。
これで、シートベルトのベルトや金具、そして、乗降の際に身体が当たる可能性が大きい右側部の全体を、これらが保護してくれると思います。
最後に、脇のレバーの部分ですが・・・
やはり、少し長く切りすぎちゃいました~
しかも、ここのホツレ防止の縫製も、少し失敗・・・。
今、家庭科の成績をつけられたら、1は確定ですね・・・。
でも、この部分は、シートを倒さなければ見えないトコロですし、"あくまでもサンプル"と、見栄を切っておきましょう
なんて、失敗したトコロも載せておかないと、第2段を作るときの参考になりませんからね。
(このカバー、もう1枚あるので、今度は全体、メッシュ地で作ってみようかと思っています。)
構想:約1ヶ月、製作時間:延べ4時間ほど。
制作費は、購入したワッシャーの110円ほどで、あとの材料は家にあったモノで補えました。
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