鬼娘、初めてママに花を供えたんだよね花束


 

昨年の7月31日に死んじまったので‥

 

よしママの新盆は今年です。

新潟出身のママは旧暦の今が、お盆おばけくん

 

ちなみに新盆は49日を過ぎてからの「お盆」だそう。

(鬼娘は知らなくて妹Y子が教えてくれた)

 

というわけでママに初めて(あ、Tパパもな)、お花を供えたウインク

 

鬼娘は、ママが死んでからお花を供えたことがないのです。

 

 

カーネーション お花を供えない主義? カーネーション

 

え、鬼娘は今まで、お花を供えなかったの?

ママが亡くなってから、一度も?

 

と、思ったあなた、大正解ですベル

 

いちいち茎を切って、水を替えるって‥

毎日やるの、めんどくさいんだもん。

切り花って、すぐダメになるしな。

 

だから鬼娘は、お花を供えない主義なのよ。

 

ママが花を大好きなのは、わかってる赤薔薇

でも、妹たちに任せておけばいっか~と思ってウシシ

(お仏壇は弟Kの家にあるしね‥)

 

それに、このモーレツな暑さ、お花にもツラいよ。

特に、わが家は南西向きで、陽当たりサイコー晴れ

 

だから夏は、お花にとっても過酷な家なわけ。

(他の季節も供えてないけどな)

 

だもんで、新盆といえども、お花を供える気は、サラサラなかったのです。

 

だのに、なんていうことでしょうガーン

 

カーネーションカーネーション 義母K子さんがね‥ カーネーションカーネーション

 

8月に入った頃‥

 

鬼娘は夫の母K子さんを訪ねた。

 

何しに行ったのかハッキリ覚えていないけど‥

1時間くらい前に家にいることを電話で確認しておいた。

 

門の前でピンポンを鳴らす‥出ない‥

あれ? おトイレでも行ってるのかな?

 

またピンポンを鳴らす‥出ない‥なんで?

 

何かあったん?

倒れてる、とか?

 

門から玄関へ走り、名前を呼んでみる‥出ない

 

え~アセアセどうしよう~電話してみようビックリマーク

 

あ”~スマホ持ってこなかった~あせる

すぐ帰るから、いらんと思ってむかっ

 

ドアノブに手をかけると、鍵がかかってない。

こんなの、ありえない、絶対、ありえないゲッソリ

 

あ”~押し込み強盗かも、宅配便のフリしてってヤツアセアセ

 

K子さん縛られてるかも‥あせる

声かけたら、鬼娘も襲われたりしてあせる

 

口だけなら勝てる自信あるわよ~おーっ!

 

と、裏庭の方から黒ずくめの野郎が来た。

黒い服の上下に、黒いサンバイザーを深くかぶって‥

 

なんだ、こいつ、やる気~?爆弾

の声が出ない鬼娘‥クソ、情けないぐすん

 

と、あ~ごめんね~鬼娘ちゃんアップ

 

なんだ、こいつ、K子さんじゃーん笑い泣き

 

よかった、よかった、よかった~

 

鍵、開いてましたよ、もうおーっ!

誰が入っちゃうかわかんないんだからー

気をつけてくださーいひらめき電球

 

この帰り際に義母K子さんとの会話‥

 

「よしママちゃんに、お花でも~(と、金一封が)」

「いえいえ、いただけません(お花供えません)」

「お盆なんだから、いいの!」

「でも、ホント大丈夫です(何がだよ?)」

「ママちゃん、お花好きだったんだから」

 

あ~このクソ暑いのに押し問答‥やめた

 

と、ありがたく頂戴した。

 

というわけで、鬼娘の主義には反するが仕方なく、お花を供えることにした。

 

買った帰りの車で、鬼娘の麦わら帽子の中にカメラ

かわいい~でしょ?ラブ

 

このブーケを選んだ理由は‥

 

白いガーベラが気品があって素敵。

紫色はママの大好きな色。

カーネーションが母の日っぽい。

 

そして、手前にある葉っぱの緑‥

 

ほら、お盆に供えるキュウリの感じ。

 

ナスの代わりが紫の花‥丸ナスだ。

(何ていう花?アザミっぽい?)

 

K子さんへのお礼は「シャインマスカット」ぶどう(これは色が違うな)

 

美味しそうだった~鬼娘も食べたいなぁ酔っ払い

 

 

カーネーションカーネーションカーネーション

 

よしママもTパパも、お盆に来ているのかな?

 

まずは弟宅か‥お仏壇あるし‥

それから、もちろん、すぐ妹宅だな‥

 

ま、鬼娘んちにも花を見に、

(シャインマスカットはないけど)

 

ちったぁ寄ってよねウインク

 

 

よしママの長女、鬼娘(オニコ)でした

読んでくだすって感謝(^^ゞ

ママが死んで、まだ一週間だったおばけ

 

クソ暑いね~マジ暑いね~風鈴カキ氷

お元気でしょうか?

 

7月14日にブログを書こうとして‥

 

このところ鬼娘のことばかりだったな。

ママのことって、どこまで書いたっけ。

 

と思いつつ、ログインしたら‥

 

「去年の同じ日に、あなたが書いた記事」

が出てきたもんだから、読み出しちゃってビックリマーク

 

あーよしママ、まだ生きてたんだよなぁぐすん

 

って、次を読んで、その次を読んで‥

 

あーこんなふうに逝っちまったんだよなぁえーん

 

って、また次を読み‥時間切れになってしもた時計

 

というわけで書けなかった反省をしつつ‥

 

特養に退去の手続きしに行ったことを書こう。


 

カーネーション 特養へ退去の手続き カーネーション

 

ママが死んでから何度か電話してきた、特養。

 

早めに退去の手続きに来てって‥わかってるよハッ

 

本当にウザったいから、翌週に行った。

ママが死んで、ちょうど一週間の7月7日。

 

妹Y子も挨拶したいと、一緒に行った。

 

謹んでお悔やみ申し上げられて‥

 

色んな書類の手続きを書きまくって‥

預けていた公的な書類を返されて‥

 

で、ママの荷物を持ってきてくれた。

すでに、まとめてダンボールに入っている。

 

そりゃそうだ、次の人が待ってるんだから。

とっとと片付けねばならないもんね。

 

特養だって、何度も電話したくなるか‥

 

でも、こんなにたくさんの物あったっけ?

っていうくらいの量が、台車で運ばれてきた。

 

二人じゃ持って帰れないよ~ショック

(っていうか暑くて運びたくない)

 

週末に夫に協力してもらうしかないな車


 

カーネーションカーネーション ママの荷物を受け取る カーネーションカーネーション

 

あ、そうだビックリマーク

 

念のため中身を確認しよう。

他の人のパーカーがママのタンスに入ってたことあるからウシシ

 

と、案の定あったよ、知らんのがダウン

 

でっかい黒いクッション‥

こんなの見たことない‥しかも汚ね~むかっ

 

小さい毛布‥施設の名前が入ってますけどはてなマーク

(毛布なんて持ち込みOKじゃないし)

 

あ~このパーカー、アレじゃん!!

 

だ~か~ら~これ、違う○○さんのだってば爆弾

(○○は同じ名字)

 

え~あれから、ずっとママのタンスに?

あのとき介護士Aさんに言ったのに?

 

じゃ、○○さんは半年も着られなかったの?

 

ママのも全部あるか、わかったもんじゃないな。

 

ま、もう、いいけど‥誰も着ないから。

 

持ち帰ったら、即、捨てだもん。

だから、持ち帰りたくないよ~えー?

 

捨ててくれればいいのに‥

 

といっても、無理な相談なので‥

ゴミ袋をもらって、妹Y子と詰める。

 

45Lのゴミ袋、3コ分。

 

衣類だけじゃない。

 

Tパパや、おばあちゃんの写真もある。

ぬいぐるみもある。

 

前の施設がくれた、誕生日おめでとう色紙も。

 

その週末、夫に協力してもらって運んだ車

 

コレを1回、家に入れることが、やだ。

 

不燃ごみと可燃ごみに分けるのが、やだ。

 

ママの名前を破いたり消したりが、やだ。

 

でも、面倒なのも、これが最後だ‥

 

最後に、がんばるっきゃないのだ~おーっ!

 

 

カーネーションカーネーションカーネーション

 

と、思いきやビックリマーク

 

ママの面倒なことは、これが最後じゃなかった‥ダウン

 

 

 

よしママの長女、鬼娘(オニコ)でした

読んでくだすって感謝(^^ゞ

あの怖さは何だった‥なんてことないぞニヤ

 

前回、60歳になる誕生日が怖い~お祝いケーキと書いた。

 

けど、なっちまえば、どってことないチョキ

なんで、あんなに怖かったんだろう‥

 

それはね、勝手にカテゴライズされるからむかっ

 

カーネーション 高齢者って何歳から? カーネーション

 

かの誕生日、いつもどおりに目が覚めた。

ま、急に何かが起こるわけでもないのだ。

 

朝から友だちが、色々お祝いメッセージをくれた。

 

その中の一人、年長の女友だちが‥

 

「高齢者の仲間入り、おめでとう~ベル

 

びっくりえ~鬼娘、もう高齢者なん?

 

と、びっくらこき返信‥

 

「高齢者って65歳からじゃないの?あせる
還暦は、赤ちゃんに戻るんだよ、5年間ウシシ

 

と、彼女から調べてみた返信‥

「現在、わが国では65歳以上を高齢者と定義。

そのうち65~74歳を前期高齢者、75歳以上は後期高齢者。

 

他国では60歳以上を高齢者としている国もある。

が、多くの国は65歳以上のようである。」

 

ほらな、65歳からだろDASH!

 

と、とりあえずホッとするけど‥

なんか、勝手にカテゴライズされるって、どうよ?

 

ま、お役所は分類したほうが都合がいいのは、わかるけど。

いったい私たちは、いくつの分類されてきたんだろ?

 

新生児、乳児、幼児‥あ、胎児から始まるのか‥

 

ともかく、好き勝手に分類されてるだけ。

同じ年齢でも、ぜんぜん違う人タイプが大勢いるのに。

 

だから勝手なカテゴライズに負けるもんか~むかっ

 

でも、それに乗せられて勝手に凹んでたんだよね、鬼娘はショック

 

 

カーネーションカーネーション 還暦を気楽に過ごす技 カーネーションカーネーション

 

凹んでいるときに‥

 

どうすればいいんでいっむかっ

なんかヒントはないんかいっ叫び

 

と本を探して、見つけたのが‥

 

クロワッサン特別編集

「和田秀樹さんに習う、60歳の壁を越える練習帳」

 

目次の1つに惹かれる‥

 

・老化現象は、「知力」「体力」よりも「感情」の変化から始まる。

 

これよ、これなのよ~「感情」なのよハートブレイク

 

実は、この本、鬼娘はまだ読んでいない。

図書館になくて、買おうかな~どうしようかな~と迷っている。

 

ちなみに、大きな本屋さんにもなかった。

注文しないと、見ることができない。

(広告が多いとムダ遣いした気になる)

 

とりあえず、この目次だけで少し気が楽になった。

(なんて単純なヤツなんだ‥)

 

で、思うのは‥

 

今ここに集中すれば、気楽になるんじゃないかな。

 

前回ラストに、カメムシの話を書いた。

 

ベランダに干した鬼娘の枕に、カメムシが付いた。

どっか行け~と、念じても飛んでいかない。

(夫は留守)

 

網戸ごしに観察しつつ‥

(枕カバーに入ったら、と思うと目が離せない)

 

ゴム手袋して、さらにビニール袋をかぶせ‥

潰さずに掴むシミュレーションを何度もして‥

 

汗がダラダラ垂れてくるアセアセあせるあせる

 

結局、掴む勇気は出なかった。

 

カメムシが洗濯バサミに移動したので‥

厚紙を取りに走り、部屋から手を伸ばしてフワっと払う。

(網戸を開けるときの気合いで、倒れるかと思った)

 

一発で下に落ちてくれた、ナイス、鬼娘ゲラゲラ

 

ベランダの縁に移動したので、厚紙で外側にフワッと払う。

フーンと飛んでいった、ナイス、カメムシ笑い泣き

 

 

カーネーションカーネーションカーネーション

 

そう、これなのだアップ

 

還暦を気楽に過ごす技は‥

 

「今ここに集中すると、気楽になる」

 

凹んでることなんか、ケロっと忘れる。

カメムシ退治に集中したら、わかった。

 

こうして鬼娘は、しれっと60歳の壁を越えたウシシ

 

 

よしママの長女、鬼娘(オニコ)でした

読んでくだすって感謝(^^ゞ