AOR知ったかぶり天国〜Chris Farrenのソングライティングに降参!〜 | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

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親父から爺へ、そしてその先には・・・

 高校2年の時、その後バンドを結成することになるY君の上手なギタープレイを目の当たりにして、プレイヤーとしての将来を諦め、ヴォーカルとソングライターとしての道を歩んでいこうと決意しました。それ以来洋楽邦楽問わず素晴らしいミュージシャン達の超絶プレイを拝見しても羨ましいと思ったことはほとんどありません。しかしヴォーカリストや特に素晴らしい楽曲を提供してくれるアーティストに対しては嫉妬心の塊になりました。その気持ちは現在でも変わらず、若いアーティスト達が紡いだ良質な楽曲に対しては敬意をもって聴き惚れますし、負けん気ももたげてきます。ですから老いてもまだ命続く限り楽曲制作は続けていきたいと思います。そこで今日はソングライターとして間違いなく尊敬するアーティストの一人を紹介したいと思います。

 今日の主役はアメリカのソングライター&プロデューサーで、1980年代からMichael Mcdonald、Olivia Newton John、Backstreet Boysを始め多くのアーティストに楽曲を提供してきた現役アーティストChris Farrenです。そのChris Farrenが昨年、自身の80年代のソロアーカイブからセレクトした25曲を収録したアルバムIN SO MANY WORDS(2CD)をリリースしてくれました。正直比較的アクセス数が増える週末にアップしようとも考えましたが、昨日から一転、素晴らしい好天気に恵まれ、心もウキウキでアップを決め込みました。まさに全曲申し分ない珠玉の名曲ばかりのアルバムで、私自身が再度楽曲制作を始めようと思ったきっかけになったアルバムのひとつです。まずはアルバムタイトル曲In so Many Wordsから聴いてください。

 実際聴いてみてAORとして紹介する必要もないのですが、ネットでは80年代AORを打ち出すキャプションも多いですし、知らなかったアーティストでもありますしこのテーマで紹介しました。2曲目は目指すバラードの典型でもあるWe Stand Aloneです。

 素晴らしい25曲の中から4曲を選ぶのは難しいですね。3曲目はWhen We Get It Rightです。

 最後はGregg Allman bandの1987年リリースのアルバムI'm No Angelに収録されているEvidence Of Loveです。それこそ万が一こんな楽曲を作ったらブログも弾けてしまうのかな?なんて夢見ながら、それでも気持ちを前向きにしてくれる座右のアルバム候補に出会えて至極ご満悦な爺でした。

always