いにしえのメリケン沼地の岩音はSwampwaterと申します。 | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

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親父から爺へ、そしてその先には・・・

 いやはやすっかり忘れていた"いにしえ"テーマ、リリースから半世紀が経った名盤を紹介しようと思い、2021年から振り返ること50年前の1971年産作品を今年は紹介しようと意気込んだものの、空回りの脳細胞でした。それでも気づかずに71年産のCottonwood、Redwingを紹介してましたね。それもこれもあまりに76年77年にこだわり過ぎていること、1971年はこの老いぼれもまだ14歳の身でラジオから流れる洋楽以外は無知の極みだったことが原因でしょうね。71年のあまり知られていない名盤イコール当時は耳にしていなかったのだから、当然懐かしさは湧いてこないのです。メジャーアーティスト以外後付けで購入したレコードやCDですから無理がありました。それでも続けます。今年も残すところ2ヶ月足らず、来年に向けて72年産の作品をリストアップ始めます。

 さて今日は再CD化されただけでなく、70s West Coast Rockがお好きな方なら必需品、問答無用のバンドSwampwaterが1971年にリリースした2ndアルバムSwampwaterの登場です。70年の1stアルバムもSwampwaterなんですよね、レコード会社が違うといっても分かりにくですね。それでは冒頭のOhh-Wee Californiaを聴きましょう。

 皆さんご存知なのでバンドの説明は簡単に済ませます。Linda Ronstadtがソロ活動を始めた最初のバックバンドですね。

メンバーはClarence White、Gene Parsonsと共にNashville Westに在籍したGib Guilbeauを中心にJohn  Beland、ドラムのStan Pratt、ベースのThad Maxwell(1stはClarenceの弟Eric White)です。プロデューサーはKen MansfieldsとLarry Murrayです。ということでお次は楽曲も提供しているLarry MurrayのオリジナルMama Louです。

 大好きなHerb Pedersenも参加しています。本当に安心して聴けます。3曲目は大好きなOne Note Manです。

 最後はGib Guilbeauの楽曲でBack On The Street Againです。そうそうアルバムのライナーノーツはArlo Guthrieでしたね。その縁あってかLindaとセパレートした後SwampwaterはArloとツアーをしたそうです。もちろん71年当時は知る由もない事であくまでも後付け後付けです。SteelにSneeky Pete等を迎え再結成された3rdアルバムReunionを含めSwampwaterの3枚は老いぼれの老後には欠かせないCountry Rockアルバムです。

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