こだわりの76年77年 〜偉大な母の血を引くCountry Music界のレジェンド〜 | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

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親父から爺へ、そしてその先には・・・

 Better Days時代にお客様から「Country Musicの世界は奥深くてちょっと手を出すのに躊躇しますね。」と言われたことがあります。確かにCountry Rockまで含めCountry Musicのフィールドは70s以来ますます広大になっているように思います。今更この歳で自分が生まれる前からの存在していたCountry Musicを追求しようとは思いませんが、私が70sにこよなく愛したアーティスト達からレスペクトされたCountry界のレジェンド達をできる限り紹介していきたいと思っております。

 今日の主役はそんなCountry Musicの世界のレジェンドの一人、ミュージシャン・SSW・役者として活躍したHoyt  Axtonです。Hoyt  Axtonは1999年に61歳ですでに亡くなっています。Hoytの母Mae Boren AxtonはQueen Mother of Nashvilleと呼ばれた偉大な女性で、ソングライターとしてElvis Presley の大ヒット曲Heartbreak Hotelの共作者として有名な方です。ですからHoyt  Axtonは生まれた時からCountry Music界での活躍が約束されていたアーティストだったんですね。1962年にデビューしたHoyt  Axtonを聴き込んではきませんでしたが、70年代のA&M Records時代のアルバム集がApple Musicにアップされていたので、ダウンロードしました。中でも今日紹介するこだわりの76年にリリースしたアルバムFearlessは素晴らしい収録曲と魅力的な参加アーティスト達です。まずは1曲Idol Of The Bandです。私の大好きなミディアム8ビート、もちろんアルバム中一番のお気に入り曲です。

 まず1曲目のBacking VocalがThe Ozark Mountain Daredevilsとは嬉しいですね。ベースはKlaus Voormann、ドラムはJim Keltnerです。2曲目はBeyond These Walls、Backing VocalでNicolette Larson、ギター&アレンジはLarry Carlton、ピアノはMichael Omartianなんて豪華なミュージシャン。

 お次はFlash Of Fire、Backing VocalはThe Miraclesですぞ!

 アルバム中唯一のカヴァー曲はBob Dylanの名曲Lay, Lady, Layです。ドラムはJeff Porcaro、エレピはJoe Sampleです。参加アーティストを列挙するだけでブログが終わってしまうほどの超豪華なミュージシャンとHoyt  Axtonが織りなす最高のCountry Musicに今夜はどっぷり浸かります。

always